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プロジェクト概要
「今度は標高8848mから海抜0mの海まで」 水の旅を追いかける。

2005年5月世界最高峰のエベレスト山頂に立った。

一つの旅の終点はまた新たな旅の出発点だ。

ここまで地球上最大の高低差を駆け上がった、今度はこの高低差を海まで降りて見よう。

「水の旅」

 それはキャンプ2標高6400地点でのことだった。真っ白な雪の間にチョロチョロと流れる水流があった。このエベレストに降り積もった雪が太陽の熱で溶かされて滴に変わり、滴が集まって流れを作り出す。 


エベレストキャンプ2で見た水の流れ。


 この流れは氷河を下り、渓流になる。その渓流が集まりネパールの山間に流れる川になる。そしてその川がインドの平野に向かい、他の川と出会い大河になる。

 そして大河は幾つも川を吸収しながら海に向かうのだ。

 一緒だ。これから海抜0mに向かうのなら、この水が海まで流れる旅と一緒なのだ。それならばこの水を追いかけていけば、やがて海に辿り着くはずだ。

 水は誰に教えられたわけではないが海までの道のりを知っている。ではその水に案内をしてもらおう。

 こうして海に戻る旅が始まった。
今度の旅はエベレストから始まる。

 エベレストを下山し自転車に乗れるところまで歩いて戻る。それから自転車を使ってネパールを出国、インドの聖ガンジス河を目指す。

 インドの大河、ガンジスの源流はヒマラヤ山脈にあり、その河口はベンガル湾にある。インドまで降りたらこのガンジス河の流れに乗る。

大河に抱かれながら海まで行こう。

大河に導かれて海抜0mまで。

2005年5月31日 世界の一番高い所から出発する。