03 アジア疾走編

香港ヒッチハイク

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*全くの想定外、この近代都市「香港」で中国でも盗まれなかった自転車が盗まれた*

香港の街は中国大陸に比べて明らかに治安がよさそうだ。

きっとどこで野宿しても安心だ。公園内の柵がまとめて置いてある場所の陰、目立たない所にマットを広げ横になる。暑くて蚊が大量にいたのでパーカーを着込み肌の露出している部分は石田君に貰った「虫除けスプレー」を塗る、これがまた効果抜群で快眠。

夜が明けて辺りが薄っすらと明るくなる、周りのベンチにはぽつりぽつりではあるが人が寝ている、香港にもホームレスの人がいるようだ。そのまま太陽が高く昇るまで横になっていた。照りつける太陽で寝てられず、たまらずに起きたら10時だった。

有名なネイザンロードをひたすら北に進むと、あれだけいた人もまばらになり、夜を賑わすネオンの看板も一つも無くなった。

道路の脇にスペースを見つけ、香港でのヒッチハイクを開始。

途中で拾ったダンボールに「落馬州」と国境の名前を書いて掲げた。読み方は分からないけど、地名を漢字でそのまま書いた。

反応は?・・目立つ所だったのでドライバーが見ているのが分かるが全く止まる気配ゼロ。ヒッチハイク感触悪し。

しばらくするとバイクにのった警官が現れ、私の前でピタリと止まった。

「通報があった、君は日本人?」

と英語で話しかけられる。「こんなことをしちゃいかん」と怒っている様子でもなく、ごく普通の調子で訊ねられた。私が何も言わないのに「日本人?」と聞かれたので「もしかして、香港で日本人がよくヒッチハイクをするのか?」

そういえばかの猿岩石の出発地点は香港だった。それにに影響を受けた日本人がここからヒッチハイクで多数旅立ったのか?そんな噂は聞いたことない。

「日本人?」という問いに「はい」と答えると「パスポートを見せて」と言われる。言われるがままにパスポートを差し出す。パスポートをペラペラめくる警察官に向かって

「ここではヒッチハイク禁止なんですか?」

と私。 「そんなことはないよ。でも私はバスを薦めるけど」

パスポートを見終わると、警察官は無線に向かって一言二言広東語で話すと「じゃね」と何事もなかった様に走り去ってしまった。

問題がなかったのは良かったが「通報した人がいる」というのは怖い。それだけヒッチハイクと言うものが認知されていないからだ。

道路脇に立つこと40分・・・、警官以外に止まったのはタクシー2台だけだった。うーん、ヒッチハイク感触すさまじく悪し。

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