ネパールの田舎

ネパール南東、観光客などひとっこ一人いない、田舎ジャパいる。

見渡す限りの田園風景が広がるジャパ
【写真】見渡す限りの田園風景が広がるジャパ

見渡す限り広がる田園風景を見ながら

ここでは時間がゆっくりなんだよね

とアツコさん言っていたのを思い出している。

1日1日と次々に過ては行くのだが、その日その日を構成する時間の流れはゆっくりに感じるのだ。旅行者としての立場もあるのだけれど、プラカスさんのお父さんや、お母さん、周りの人を見渡しても「あくせく」という言葉はあてはまらない。

村人の歩く速度一つにしても、のんびりを感じさせてくれる。

ここ最近は時計を身に着けていないし、言うまでもけれど携帯電話なんてものもない、そしてここにはテレビもない。(実際にはあるらしいのだが、皆が居間でくつろぎテレビに向かうということはない)。

時を刻み示してしてくれる唯一のものが「太陽」である。闇夜が薄明るくなり太陽が顔を出したらそれで1日が始まり、太陽が頭の上に来たころがお昼、そしてオレンジ色の太陽が地平線に消えて行く時が1日の終わり。

もはや太陽が時計代わり
【写真】もはや太陽が時計代わり

夜にさしたる娯楽もないので、日の入り後1~2時間後には就寝となる。ここの人は皆このリズムで生活しているのではないのだろうか。

皆ノンビリに見えるジャパの村
【写真】皆ノンビリに見えるジャパの村

今日も何にもしてなくてというか、することなくてぼーっと時間だけが過ぎていく。ある意味とても贅沢な時間の使い方であり、そうさせてもらえる環境に感謝をしなくてはとも感じる。

そして太陽が沈んだあとその日を振り返ると「今日何したっけ?」とそんなことの繰り返しになる。「一番人間の体に合ったリズムなのかもしれないな・・」などと思う今日この頃である。そんなわけで今日も何もしてませぬ。

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皆ノンビリに見えるジャパの村
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