ダバ

少し進むと昨日のおじさんが言っていた通り「ジャングル」らしき森林地帯に入った。

「ジャングル」と言うよりは「森」の方が適切な表現。「ジャングル」というと熱帯雨林のものすごい濃密に何種の木々が折り重なっているのをイメージしてしまうが、ここはなんか木の種類も多くなく「森」です「森」。

森が続いている
【写真】森が続いている

ずっーと果てしなく「森」が続いていたけど・・・森の中にポツンとダバがあった。ダバは寝かせてもくれるが、食堂としても機能しているのだ。

ダバはトラック運転手の休憩所
【写真】ダバはトラック運転手の休憩所

ちょうど昼時、ここで昼飯にするとしよう。「メニュー」と言われる物は置いてあったことがないので、自分で「できるもの」を聞いてそこから選ぶのがダバの注文方法である。

「できるもの」といってもそう種類はない、メインの「チャパティ」と「ライス」、おかずの豆のスープの「ダル」、そして野菜カレー「サブジー」である。

店によってはこの「サブジー」に使う野菜にバリエーションを持たせている。例えば、ジャガイモ、ブロッコリー、ほうれん草、トマトなど。しかしそういう店はまれで、ほとんど場合、「サブジー」というと一種類でこちらに選択権がなかったりするのだ。

田舎の店の場合、英語は通用しない、ヒンディ語、それとゼスチャー。

今日は唯一のお客さんの食べてるものを指さし「あれはいくら?」と訪ね、それから「同じ物を・・」と注文した。山ほどのライスとサブジーの組み合わせで10ルピー(25円)。

ダバは食事もローカル価格で食べれる
【写真】ダバは食事もローカル価格で食べれる

悪評高きビハール州もあと2kmで終わるというところまで来た。悪評は高かったが、実際はなにも起こらず、それどころか人々の優しさに触れることが多々あった。

私は田舎を走ったが、都市部ではまた違うのだろう。ビハール州の次は「ジャルカハンド州」という数年前にビハール州が分割されてできた新しい州。

数年前まではビハール州だったので州が変わっても、特に大きな変化は見られない。

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