12ユーラシア最西端へ編

バスに乗る

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バスに乗りながらこの日記を書いている。

今まで自転車で時間をかけて進んできた道をバスで数時間で戻るというのは不思議な感じがする。

車でこれだけ走ってもなかなか着かない距離を自転車で時間をかけてゆっくりゆっくり進んできたのだなと思う、楽だと思うけど何だか味気ない。

この長い距離を誰にも会わず、上り坂の苦労も無く、風に押される喜びも無く、寒さに凍えることもない、野宿の場所を探す必要なんて全くいらずにシートにもたれているだけで目的地に着いてしまうのだ。

そう考えると同じ距離の移動を考えた場合、自転車旅行の方がはるかに色々なものが感じられる。ただし時間はかかる。

ベルリン23時55分発のバスは予定時間より10分ほど早く、プラハのフローレンスバスターミナルに到着した。

プラハはテントを購入するために長く滞在したので懐かしい感じがする。ここからどう歩けば街にいけるかなど知っているだけで、不安というのはないものだ、まぁもともと不安などないけれど。

今回使っているバスはスチューデントエージェンシーというチェコの会社だ、この辺りの国際バスといえばユーロラインが有名だが、スチューデントは少し安い。

実際使ったことはなかったが、ブルノやプラハのバスステーションに着くと目に付くのがこの会社の広告だった。バスの中では映画や、音楽、さらにコーヒーを店員さんがイチイチ聞き回って持って来てくれる。何だかバスとは思えないサービスだ。

プラハのバスステーションでブダペスト行きが出発するまで1時間30分あった。まだ朝早いのでどこのお店もい営業をしてないし、営業していたとしてもチェコのお金が必要だ。

チェコを出るときに小銭は綺麗さっぱり使ってしまったのでコーヒー一杯を飲むことすらできない。そのままベンチに座ってひたすら時間が過ぎるのを待った。動かないでいるといくら建物の中とはいえ、扉がなく吹き抜けになっているので寒く感じる。ウロウロと歩き回って体を温める方法しか思い浮かばずあたりをウロウロする。

6時20分位からバスがやって来て荷物の積み込みが始まる、ベルリンでは荷物預賃は全くかからなかったが、係りの人が「10クローネ」と言う。全くコインを持っていないし、ユーロはだめだと言われたが「スロバキアのお金ならいい」と言うので残っていたスロバキアの20クローネを出した。

「ユーロよりスロバキアのお金とは」謎だ。おつりは10クローネのチェコのお金で受け取る。「チェコで手品をしていた時はこれが沢山あったな」とコインも見てしみじみ思った。

バスに乗り込むと中は暖房が聞いていて快適だ。映画が上映されるが英語だし、あまり興味をそそるような内容でないので眠気がさしてきた。完全に眠くなり、シートにもたれて眠る。

寝ていても目的地に着くとは、文明の利器とは凄い。

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