12ユーラシア最西端へ編

道がない

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今期一番冷え込んだ。

朝起きたら飲み水の中に薄い氷の膜が張っていた。マイナスになったのだ。テントから出ると空は雲ひとつない快晴、風もない。これから進む方向の遠くになだらかな白い雪山が見えていた。

テントから出てコーヒーを沸かしてご飯を炊く。昨日と同じ卵焼きを乗せて食べる。予定ではグアディスの町まで20km位のはず、いかに道が悪くとも道が続いていれば今日中には着けるはずだ。

3日ぶりに太陽が出ていので洗濯もの、寝袋を干した。ここ3日くらい乾かなかったズボンも今日は乾きそうだ。そのままゆっくりとして1時、洗濯物が乾いたころで出発。道は舗装されていたがすぐに昨日と同じような未舗装道に戻った、しかし下りが多いので進みが速い。

町を通過した所でまた道が突然行き止まりになってしまった。ちょうど通りかかった地元の人に尋ねる、スペイン語で必死に説明してくれているのだがよく分からない、仕方ないの道が途切れた周辺を彷徨う。

畑の脇から線路が見えて、そのずっと向こうに道の様なものが見えたので線路上を自転車を押して進む。電車が来たら大変なことになるのが、畑の脇を通過しているし送電線もないので電車はまず来ないだろう。線路を1kmも進むと、装道路があったこれで道に戻れる。

しばらくその道を進むと今度は高架線の通過する道に水が溜っていた。溜まっているのは泥水で深さも底の状態が分からない。急な落差や、穴があったりして自転車がつまずくと大変なことになるので、靴を脱ぎ、ビーチサンダルを履いて一度歩いてみる。

膝下くらいまで水に浸かる結構深いし、水は冷たい。歩いた感じでは水底は平らだったので自転車のところに戻り、今度は自転車に乗って横断する。

再び未舗装道路になり、尾根の様なな両脇切れ落ちている道になった。

「なんなのだこの道は試練の道か!」

ハンドル操作を誤らないように慎重に一本道を進む。侵食された土壁が見えた。路面の状態は悪く急斜面で、もし雨が降っていたら降りられなかっただろう。

この道が終ると久しぶりに交通量のある道路に出て、その先に町が見えた。

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