13 ヨーロッパ周遊編

ツェルマットへ

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天気予報ではこのところ曇りか雨だったのだが、テントから出ると青空が広がっていた。

この物置小屋には誰も来ずに朝も静かだった。時々、牛の首付けられた鈴が

「カラン、コロン」

とやさしい音を出している。朝食はご飯と目玉焼きとシーチキンの残り。

今日はツェルマットまで約800mの高低差、距離20kmだ。もしかしてゆるい坂が続けばすべて歩かねばならない。

テントを張ったすぐ近くの村は、Staldenという電車も止まる思ったよりだいぶ大きい町だった。駅にインフォメーションセンターがあったので少々道を訪ねる、相当に愛想の無いおじさんだった。フランス語圏からドイツ語圏に入ると人もドイツっぽくなるのかも。

St.Niklausの町1140mに着いた。それから町のスーパーで昼食のパンとソーセージを買って町外れのベンチで食べた。次の町が1260mくらいだからまだ上りは続く。

上って少し下り、今度は遠くに上っている車が見える、見晴らしのいい上り道だ。見えるのはいいが、あそこまでかと思うと大変だ。斜度も12度という看板があった。曲がりを繰り返して上に。この峠で1400mを超えた。そこを下りながら進むとRandaの町を過ぎて、すぐにTaschの町に着いた。

自動車はこの町から先には乗り入れできないと聞いていた、そういわれると確かに駐車場が多い。

自転車は問題なく進めるというのでそのまま進む。自動車は見かけないのかと思ったが結構交通量がある、地元の人は通れるらしい。ナンバーが「VS」で始まる車ばかりだった。

道は細く車が飛ばすのであまり安全でない道だ。やっと静かになるかと思っていたのだが。
途中珍しく日本人のチャリダーにあった。連休を使ってスイスを走っているらしい。こんな山奥まで自転車で来るとは、しかもツェルマットで行き止まりの道だ、相当なチャリ好きだ。私も人のことは言えないが。彼は坂道をスイスイと登っていってしまいすぐに見えなくなった。

そこから坂道を1kmくらい押したら平らになってツェルマットの看板が見えた。

なんだが華やかさがない町に見える。中に進むと、なんだが肥料のにおいが漂っている。同じ山岳観光地なのにシャモニーに比べてこの違いはなんだろうか。

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