けいの無銭旅行記 日記のページ

*

ブーツの先

      2015/05/08

シチリアからフェリーに乗り、ブーツの形をしたイタリアのつま先に渡った。

イタリア人の友人に

「ブーツのつま先には何も無いよ」

といわれていたのだけど、そういった観光地以外の未開の地にも興味がある。実際に行って見て「本当に何もなかった」と感じてみるのもよい。

昨日は少し走ったところで日が暮れたので、海際の雑木林にテントを張った。静かなよいところだったのだけど、夜になってから若者達が浜にやって来て、キャンプファイヤーを初め歌を歌い始めたのでうるさくてかなわなかった。

「あーうるさいな~」と思っていたのだけどいつの間にか眠りに落ちていて、テントの外は明るくなり、海からは波の音しか聞こえて来ない。パーティはいつの間にか終ったのか。

テントをたたみ荷物をまとめてから、海で泳ぐことにした。水着がないのでトランクスのパンツだが誰も気にしないだろう。水は透明度が高く、底が綺麗に見える。水温は冷たくなく、ちょうどいい温度だ。ひと泳ぎしたら汗が流れたのですっきりした、泳ぐとシャワーの節約にもなる。

それから地図とにらめっこして進路を考えた。ここはブーツの先、北上するには靴の甲の部分を進むか、靴の底の部分を進むかの2択だ。

「う~ん」

と悩んでから、スパッと決めた。距離は長いが靴の底を走ることにする。決め手は靴の底の方が「人が行かなそうだから」という天邪鬼的理由。それから自転車で走った走行跡がすっきり分かる。自転車旅行者にとってこれは重要だ。

靴底の先には靴のヒールが待っている。観光客は殆ど行かないらしいが、それがまたよいじゃないか。

 - 15 イタリア回遊編 ,

Stinger5ノーマルアドセンス

Stinger5ノーマルアドセンス

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

【写真】いつも来る小さなお客さん、ジョルジ。
小さなお客さん

ひと所で手品をしていると、意外に顔見知りが増える。 それはいつも通る道の店員だっ …

no image
カーニバル効果

2月、ニースではカーニバルが始まる。 春の到来を喜ぶカーニバルらしいが、2月では …

【写真】365日店を出している言うから驚き。カマル君は右。
365日出勤

いつも通過する通りに顔見知りになったバングラディシュ人がいる。 彼の名前はカマル …

【写真】パウロさんがいる立ち飲みカフェ。
バリスタ

2015年3月13日 イタリア ローマ  長期の旅行をするにあって「これは大事じ …

【写真】同じ芸でも国によって反応が異なる。
帰路徒然

歴史を感じさせる重厚な造りのイタリア銀行でコインを紙幣に交換してもらい、ベネチア …

IMG_1522
路上のギタリスト

「フィレンツェにいたよね?」目の前にやって来た男性は英語でそう話しかけてきた。 …

no image
出張手品

路上で芸をしていると、「家に来てやってくれないか」とお願いされることがある。 路 …

【写真】路上でスプレーアートをしているハンガリー人のエバさん。
森の中に住む人々

 グラードの街はアドリア海の潟湖に浮かぶ小さな島の一つの中にある。  「島」と言 …

【写真】リドルで買った海鮮パスタの素。
自炊パスタ

ベネチアではイカ墨のパスタが有名らしいが、あいにく一度も食べたことがない。せっか …

【写真】霧がかかり景観も見えない。
霧のベネチア

イタリア北部のベネト州に入ってから霧が発生することが多くなった。 特にアドリア海 …