5月に知り合ったバングラディシュ人のフェロスさんが「夏は海沿いにいる」と言っていた。
思い出して連絡を取ると現在地のすぐ北のビーチリゾートにいることが判明。
ビーチリゾートと言ってもリゾートのお客の方ではなく、働く方だとのこと。
5月に会った時は「仕事がない仕事がない」と言っていたので、仕事が見つかってよかった。
フェロスさんに再会したのは「リド・デ・スピナ」と言う海沿いの街だ。聞いた話ではビーチ沿いで働いているというで「海の家」や「海際のレストラン」を想像して、教えてももらった38番沿いをビーチ沿いに探したがそんなものは見当たらない。
「どこだろう?」
と行ったり来たりしているとビーチの波際に、路上マーケットが出ているのが目に入った。
もう殆ど波際で、少し大きな波が来たら波がかかりそうな近さに商品を並べている人達がいる。
「あれだ!」とすぐにフェロスさんが分かった。
いくらビーチ沿いと言ってもここまで波際で商売をするとは日本では想像できない。
多分浜の奥で売るより、波際の方が売り上げがいいので、皆こちらの移動してきたのだろう。
見ると路上でバックを売っているセネガル人もここにバックを並べている。
フェロスさんが売っているのは、有名ブランドのサングラス、時計どちらも偽物、それから腕に着けるようなアクセサリー、インド風の布、その他。
見ていると確かに波と浜を歩く人が間を通るので商品を見ているのが分かる。フェロスさんに聞くとここは警察滅多に来ないし、暇な人も多いので売り上げがよいとのことだ。なんとも商魂逞しい。
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