15 イタリア回遊編

夏の路上芸人達

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 ベネチアからスロベニア国境の町までは直線距離にして約150kmなので真っ直ぐ進めば自転車でも2日の距離。

 しかしアドリア海沿いの道は入り組んでいて半島になっていたり、湿地帯になっていたりと婉曲しているのでかなりの遠回りになる。

 寄り道などせずにスロベニアを目指すのもいいのだが、イタリアは夏に入ると海際が賑わう、賑わった海際を寄りながら進むのも悪くないもの。

 路上の芸人達も寒い時期は都市部を廻るのだけど、この季節になると海沿いに移動してくる人が多く、芸人をよく見かける。

 最近よく喋るようになったのが、スプレーペンキで様々な絵を描くスプレーアートのエバと路上で「彫刻の様に動かない」という芸をするジョセフ。

 二人はカップル、ハンガリーの出身で夏はイタリアの路上に出稼ぎに来ているそうだ。このところ3年はイタリアの路上で芸をしている、以前はハンガリーの湖のほとりで活動していたそうだ。冬はまたハンガリーに戻るのだとか。

 それからUFOの様な形をしたハングと呼ばれる楽器を奏でるセバスチャンとその彼女はスロベニア出身でやはり夏の間だけはアドリア海沿いの街に来るのだそうだ。

 その他にも言葉を交わしたりはしないが、ダンスや、ファイヤーショー、操り人形など様々な芸人がやって来て、海辺を退屈に歩く歩行者を楽しませてくれる。

 夏の路上芸は人々が出歩き始める午後9時以降からがよい。

 日中は皆海やビーチで過ごすし、暑くて人が出歩かない。夕方涼しくなった頃8時過ぎから路上に人が増え始め、12時頃まで人々は出歩く。

これが土日だけに限らず、バカンスシーズンの7月に入ってからは連日連夜続く、路上の芸人達にとって夏の海際は稼ぎ時になる。

【写真】夏の海辺は路上の芸人が多くなる。

【写真】夏の海辺は路上の芸人が多くなる。


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