15 イタリア回遊編

バルコラーナ週末

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2012年10月14日 イタリア トリエステ

平日は思いの外静かだったバルコラーナだったが、週末は多くの人で賑わった。

 このフェスティバルのメインはヨットのレースなのだけど、参加者でない人はヨットが寄港している時以外は特に見所がない。その為海沿いの遊歩道に様々な出店というか露店が並んでいる。むしろ、こっちがメインになっているのじゃないか。

 バルコラーナのヨットレースよりも週末は大道芸人をはじめとして興味深い人達に出会った。

 まずはギターを面白い方法で奏でる、バルテールさん。普通ギターを弾くときは左手で弦を押さえて右手で弦をはじくのだけど、バルテールさんは両手で弦を弾いて音を出している、今まで見たこともない奏法(タップ奏法といのか定かでない)。

 右手だけでも演奏できるので空いた左手でギターのボディを叩いて打音を入れる。アクロバット的な演奏で、聴覚と視覚を楽しませてくれる。将来は寝られるスペースをつけたキャンピング電動自転車でイタリアを芸をしながら旅行するプランを立てているというので、是非応援したい。

【写真】独特の奏法でギターを奏でるバルテールさん

【写真】独特の奏法でギターを奏でるバルテールさん


 それから大道芸をしていたマルコ。大勢の人を言葉を使って巧みに盛り上げて、冗談のようなジャグリングを見せる。ヨーロッパ中を芸をして回ったらしいが、イタリアが一番と言っていた。

 午後1時過ぎに路上で声をかけれらた。「30分後に日本料理のレストランで手品をしてくれ」と言われた。約束の時間通りに指定されたレストランに向かう。日本料理屋の看板を上げているが実際営業しているのは中国人。手品をしてくれと言われた一団は男性はスーツ、女性はドレスを着ているかしこまった会のようである。「うわ~」と思うがどうしようもない、正装などないのでそのままの服装で演じる。うけぐあいはイマイチ、さっさと路上に戻る。

スイスのチューリッヒからの旅行者ルーディさんに話しかけられる。今度チューリッヒまで手品をしにきて欲しいといわれた。路上の芸人を経費をつけて自国まで呼ぶというのだから、さすがお金持ちの国の人だ。

それから在住の日本人にも出会った。イタリアではどんな辺鄙なところでも在住者がいるので驚く。殆どんどが女性で男性邦人は皆無である。

ヘビメタ好きのエドワルド君。なぜか腕に「エドワルド」とカタカナで刺青をしていた。時々日本語のタトゥを入れた人を見かける、こちらの人は外国語で刺青をいれてしまうから驚く。日本人がヒンディ語やグルジア語で刺青を彫るような感覚で、周りの友人には全く解読不能である。

【写真】腕に「エドワルド」の刺青のエドワルド君。

【写真】腕に「エドワルド」の刺青のエドワルド君。


人が集まるところにはバングラディシュ人の物売りが現れる、時々話をするが今日会ったフルカン君は壮絶な経歴を持っていた。

 働いていたリビアで内戦が起こり命からがら逃げてきたというのだ。密航船でイタリアに入国したため身分を証明するものを何も持っていないと言い、それから仲間8人とどうにかおもちゃを売って暮しているという。これから国に帰れるかも全く分からないと言っていた。人ごとながら彼の行くへが心配になる。

日が暮れてから日本で働いたことのあるというパキスタン人に話しかけられる、その昔海老名で働いていたとか。

最後は斜め前のカフェのおじさんで、「今日は一日中グレープを絞っていたよ」とぼやきながら通りすぎていった。

そんなこんなでヨットレースを見学するよりも殆どの時間を路上で過ごしてしまった。2千隻のヨットが集まっていたらしいが、見かけたのは2,3隻である。

【写真】1700隻のヨットが集合したらしいが殆ど見ていない。

【写真】1700隻のヨットが集合したらしいが殆ど見ていない。


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