けいの無銭旅行記 日記のページ

*

街との出会い

      2015/12/31

レッチェの街に辿り着いた時の予想は的中し、この街での老後が思い浮かぶほどの勢いで滞在してしまっている。

旅行をしていると「あっ、この街いいなぁ」と感覚的に思う街がある。旅行者は人にも出会うがそれ以外のものにも沢山出会う、街もその一つ。

【写真】レッチェ旧市街北口にあるナポリ門。

【写真】レッチェ旧市街北口にあるナポリ門。

自転車をひぃこら漕いで街に辿り着き、一通り街をグルッと周った後に「何か感じのよい街」と思う。その「何か」とは何なのだろうか?

たぶんそれは一言で「これ!」と言い表せないもの。また訪れる街によって実に様々なもの。その中の何かに感覚が刺激され、たり心地よさを感じる。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感の総合感のようなものに訴えてくるのだろう。

【写真】ドォーモ広場にあるカテドラル。

【写真】ドォーモ広場にあるカテドラル。


レッチェの場合は長い年月の隔たりを感じさせる建築物を含んだ街並み、耳に飛び込んでくる喧騒がなく、南イタリア特有のゆったり感、豊富な食材、そして乾燥して温暖な気候。

気候に関して付け加えるならば日中は出歩けないほど暑いが、日が沈むと湿度低いせいかアジアの様な熱帯感はなく、ずいぶんと過ごしやすい。

とにかくここは非の打ち所がないほど感覚的には心地よい。

【写真】レッチェは南のフィレンツェと呼ばれるほどバロック風の建築物が多い。

【写真】レッチェは南のフィレンツェと呼ばれるほどバロック風の建築物が多い。

街との出会いを好印象にするのに実は五感以外の重要な要素がある。それはそこで暮らす「人々」。

どんなに素晴らしい場所であってもそこで暮らす人々がヒトクセあるのではやはり印象はよくならない。

レッチェの人々は驚くほどに穏やかで人見知りをしない。南の人特有と言うべきおおらかさがあり、人懐っこさがある。イメージのチャキチャキなイタリア人というよりは、ゆったり穏やかな印象を受ける。

観光大国であるイタリアは無数の観光客が訪れるので、時に観光客を相手にしている人は客に対してないがしろになり、いわゆる「観光客ずれ」するのも珍しくないのだが、ここにおいてはそういうものが感じられない。

そんなこんなでイタリアをブーツの形に見立てると「かかと」という辺鄙なところにある街だが、イタリアでは屈指の居心地のよさである。(あくまでも私にとってですが)。

【写真】街行く人々も穏やかな雰囲気のレッチェ。

【写真】街行く人々も穏やかな雰囲気のレッチェ。


 - 15 イタリア回遊編 ,

Stinger5ノーマルアドセンス

Stinger5ノーマルアドセンス

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

イタリア バーリ
SNSの力

2004年頃からSNS(ソーシャルネットワーキング)と呼ばれるものがインターネッ …

no image
日本人チャリダー

自転車旅行者のことを英語では「サイクルツーリスト」と呼んだりするらしいが、日本語 …

【写真】ハッサンから送られてきたドバイトラベラーズフェスティバルの招待状。
続・怪しいメール

 2014年に年末に怪しいメールで急遽招待されたドバイトラベラーズフェスティバル …

【写真】夏から秋にかけては荒れた天候が続く。
季節変わりの雨

晴れの日が続いたバスカーフェスティバルの週が終ると翌週は天候が崩れだして曇り空か …

【写真】3Dのボタンを押すと、マップが立体的に浮かび上がる。
グーグル様

 グーグルといえばあれだ、誰もが知っている検索エンジン。  それからメール、加え …

【写真】写真は本文と全く関係ないレッチェにあるセント・イレネ教会。
隣の芝は青い

今日は在住者のゆりさんに招かれてホームパーティに呼ばれた。 ゆりさんはレッチェに …

【写真】イタリアの夏は海
夏は海

ペルージャ、アッシジと内陸部にある都市を回って、再びアドリア海の海岸線に出た。 …

【写真】クロアチア ドブロブニクを夜10時に出航。
真っ黒なアドリア海

出航時間になると、フェリーは先に明かり一つ見えないな漆黒のアドリア海を緩やかに進 …

【写真】ナポリのピザは格別!
ナポリ流

2014年9月16日 「ナポリ流」 イタリア ナポリ  いよいよ長らく滞在したイ …

【写真】イストラ半島南端の街プーラのコロッセオ
完全に冬

 イストラ半島の付け根にあるスロベニアのコペルを出発してからもうすぐ10日が過ぎ …