15 イタリア回遊編

28000km

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2015年3月3日 イタリア ローマ

 地球を赤道に沿ってグルッと一回りするとおよそ四万キロだそうだ。

ところで最近自転車の後輪の調子が悪い。自転車の走行距離メーターは28800kmを表示している。2万八千キロと聞くと、ちょうどユーラシア大陸横断くらいだろうか。

 我ながら遠くに来たものだ、と感慨にふけりたいところであるが、この2万8千キロはユーラシア横断ではなくスペインの南部から現在のイタリアまでの走行距離なので、自分でも「どこ走ってんだよ!」突っ込みを入れたくなる。

 話すと長くなるので割愛するが、今使用している自転車が盗まれたのが忘れもしないスペイン南部のアンダルシア。そこで自転車を再び手に入れ、自転車の距離メーターも新しく購入した。その地点が0(ゼロ)㎞地点である。

 そこからヨーロッパ国内、ほんの僅かにアフリカ大陸でこの距離なのでどんだけ寄り道していたのか?ということになる。まじめに走れば約2万キロでユーラシア大陸を横断できるらしいのだが。

 あまりの紆余曲折グルグル回りの進みの遅さに驚くばかりである。ローマのように長期滞在して、その街を走るにもメーターをつけていたせいもある。

 ところで後輪の故障はかなり深刻な様子。ママチャリ愛好家の私としてはもはや後輪を取り替えねばならないほど重症と診断。今の自転車は3段ギアが内臓されているので構造が少し複雑。シンプルママチャリならば部品から組み立てられるほど散々いじったが、この内臓ギヤだけは、サッパリ手がつけられない。

 そこでグーグル地図でローマ市内を検索し、パーツを売ってそうな店に足を運ぶ。数件周ったところ、65ユーロ~90ユーロで部品を取り寄せられるらしい。今のユーロ為替レートでおよそ8500円~11800円である。う~ん高い。中国では3000円の自転車に乗っていたので、その自転車が2台以上買えてしまう程高い。

 ギア部分だけは日本の「シマノ」という会社の製品なので、日本で注文してこちらに輸送というのも考える。日本では大体4500円で購入できる、それからイタリアに輸送すると、結局こちらで取り寄せるのと同じくらいになるかもしれない。

 しかもここはイタリア、送った荷物が必ず届く保証のない郵便事情の悪い国。荷は時々消える、または日本に戻されるというナゾの国だ。

うーん、どうするか。悩む。

 その時ふとインドの路上の自転車屋で教えてもらった修理方法を思い出した。しかしなぁ、インドである。ギアは日本の精密機械。直るわけないような~と思いつつも車輪を分解していく。試しにインドで原始的ママチャリに試した方法を試みると・・・

あれ、これでよいのじゃないか!故障箇所がスッキリ!と直ってしまった。

素晴らしい!試してみるもんだ!と歓喜の声を一人上げる。試乗をしてみると快適そのもの、本当にスッキリ直ってしまった。

何だ何だやはり基本は大事なのだなぁとつくづく思う、今日この頃。

【写真】壊れた後輪と自転車のメーター

【写真】壊れた後輪と自転車のメーター

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