けいの無銭旅行記 日記のページ

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ドバイ トラベラーズフェスティバル その4

      2016/03/04

 リアルタイムはイタリアのローマに来ています。話は2015年12月に参加したドバイトラベラーズフェスティバルの話になっています。

 会場に到着して、プログラムを覗き込むと参加者一人30分の発表枠が設けられている。

聞いてないよ!ハッサン!

と叫んだところで、既に遅い。開催二日目、つまり明日には30分のプレゼンテーションを行わなければならないことになっていた。

【写真】あのステージ30分のプレゼンテーションか。

【写真】あのステージ30分のプレゼンテーションか。

ついに登場ハッサン

 下見に案内された会場をウロウロとしていると参加者が一部に集まって盛り上がっている「なんだ、なんだ」と近づくどうやらハッサンが現れたらしい。

 このドバイトラベラーズフェスティバルの連絡係を一手に引き受けているハッサン。

 怪しいメールを書くハッサン。

 全く情報をくれないハッサン。

の登場である。参加者は全員もれなくこのハッサンとメールをやり取りをしてるらしく、主催者はハッキリと誰であるか不明だが、皆ハッサンの名前だけは知っている。

 皆がハッサン、ハッサンと挨拶をしているところに、私も「おおっ、ハッサン!」と加わる。ハッサンは歳は40代、髪の毛が薄いが常にニコニコしている愛嬌のある男性だった。

 ハッサンと握手を交わすと。

「君のマジックに期待しているよ!」

あれ、旅行フェスティバルじゃないのか。

 この後、一旦ホテルに戻り、休憩をしてからいよいよドバイトラベラーズフェスティバルが開始される。
 

始まったフェスティバル

 ホテルで休憩後午後4時に再び会場に向かう。今度はいよいよフェスティバルの開催式。

 先程の会場に戻ると、想定外に人が集まっていた、それから何かカメラ担いだ人が多い。マスメディア向けに情報を発信しているようだ。
 
 主催者側のスタッフから各旅行者は自分のパネルの前にと指示があった。

【写真】各参加者ごとにどんな旅行をしてきたかのパネルがある。

【写真】各参加者ごとにどんな旅行をしてきたかのパネルがある。

 会場の内側にはここに集結した旅行者各人のパネルが貼り付けられている。私のもあった、自分で選んだ写真ではなく、ネットから引っ張ってきた映像が1m×1m位に引き伸ばされて貼り付けられていて、その上にKeiichi Iwasakiと名前が記載されている。なんだこの恥ずかしい写真は。

なんと登場した要人は・・・

 パネルの前に立っていると会場の入り口にマスメディアのカメラが集中している、激しいフラッシュが焚かれている。

「だれか有名な人が来たようだ」

 それが誰なのか全くわからないが、とにかく、ここに集まっているマスメディアがすべてそちらにいってしまうほどの人物らしい。

 そしてそのカメラに囲まれた一団がゆっくりと紹介パネルの方に移動し始めた。ここの参加者のパネルを一人一人回るらしい。

 集団が少しずつこちらに移動してくる。4,5人手前の参加者のところに来た。
 
 すると私のところに、スカーフをかぶった女性の二人組みがやってきて、

今から王子さまが来ます、あなたの旅行を簡単に説明してください」

と告げられる。

「うおっ、アラブ首長国連邦の王子か!?」

だから護衛や何やらで人が囲んでいるのだ。

「手品を見せてもよいですか?」

王子様に会えるのなら少しでもインパクトを(なんだその発想)。

「どのようなものですか?」

と女性達、

「ではっ、はっ!」

と割り箸を耳に入れる手品を見せると・・・

ギョッとした顔つきで二人が顔を見合わせ

「駄目です」

と断られる。

「これなら」

と懲りずにカードの手品を見せると、

「それならば大丈夫」

おい、どんな基準だ。

しかし、これで王子に手品を見せる機会が。

いよいよ王子が目の前に

 王子が率いる集団が隣のスペイン人自転車旅行者のハビエルのところまで来た。ハビエルが自分の旅行について手短に解説している。

 それを王子がゆっくりとうなずきながら耳を傾けている。王子はたぶん20代と若い。周りには屈強そうな男性が4人くらいで囲い。さらにその周りをマスメディアがギッチリと囲っている。フラッシュやライトのせいか熱気が凄い。

 案内人が次へと合図すると、王子がゆっくりとこちらに足を進めた。

いよいよか。

「さぁ、あなたの番ですよ」と案内人に促されたので、名前から国籍、今までどんな旅行をしてきたかの解説をはじめる。

 13年の旅行というのは今回の参加者の中では全く珍しいものではない、自分の旅行の特徴は何か、旅行程の途中で海抜0mからエベレストに登ったこと。そして旅行を資金を路上の芸によりまかなっているということをまとめて伝えた。

 王子はパネルの方に目をやりながらふむふむと上品にゆっくりとうなずく。

 そしてこのような手品をします!とカードを取り出す、

 王子の顔が見る見ると笑顔になり・・・
「ふむ、次回は国王の前で是非・・」

というのは妄想で、王子は一瞬「ふむ」といった顔をして別段驚きもしなかった。周りの付き人達は「おおっ」とか言ってたけど。

 案内人が何事もなかったように「さっ、次へ」と合図をして、王子は私の前をゆったりと去っていった。

 む~インパクト与えられずか。
 しかしこのフェスティバル思ったよりシッカリしたイベントだ。

 

 - 15 イタリア回遊編

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