2004年 インド 野宿

幹線道路以外ではトラック休憩所「ダバ」はない。そんな時はどこでも寝られそうなところで横になる。地面にシートを敷いてそこで横になれば眠れる。「寝ている最中に襲われたりしないのか?」と言うことをよく聞かれるが、野宿している奴を襲う人は少ないと思うし、実際襲われたことはない。観光地ホステルのドミトリールームの方がよっぽど盗難にあうだろう。

空を見て雨が降りそうでなければ軒下を探す必要もない、寝られそうなスペースを見つけたらそこに寝転んで寝るだけだ。季節によっては蚊の対策が重要になる。

今日どこで眠れるかは寝るときまで分からない。自転車をこぎならが寝られそうなところが見つかったらそこが今日の宿泊所になる。

一度インドでテントを張ったことがあったが、翌朝大勢の人の声で目がさめる、テントから出ると周りには人々が集まりがやがやと何かを言っている。インドでの野宿に目立つテントは向かない、ただ寝転がり寝るのがいいようだ。