*

【野宿関連】10年以上自転車旅行を続ける著者が考える生き残るためのサバイバルに必要なもの5つ。

公開日: : 最終更新日:2019/01/22 野宿関連

 2014年に入り、自転車旅行を始めてから12年が経過。この間、一度も帰宅していない。つまり365日×12=4380日はどこかで外泊したわけである。

 すべてが野宿というわけではないが、標高8000mから河川上、墓場からオリーブ畑と実に様々な場所で一夜を明かした。

【写真】サバイバルセットがあれば辺境でも生き残れる。

【写真】サバイバルセットがあれば辺境でも生き残れる。

 自転車旅行という性質上、野山で寝ることも多い、その経験から野宿というよりは生き残るのに必要なものをあげてみる。

 重要度の高いものからと思ったが、状況により順位が変わる。

1.水

2.寝袋

3.マット

4.食料

5.テント

の5点である。それぞれどう重要なのかを述べてみたい。



 ここので水は飲める水のこと。

普段は意識もしないかもしれないが、本当に水の無いところに行くと水のありがたみが分かる。

 飲み水を一切口にせず過ごしてみれば、どれほど人間は水が必要かすぐに気がつく。

 飲料水が無ければすぐに活力が失われ、動けなくなり、死が近づく。

 成人男性で2.3リットル排出し、2.3リットルの補給が望ましい(wikiより)とのこと。

 しかし1人1日2.3リットルの水を準備するのは大変なので、その半分1日1リットルは欲しいところ。
 
 人間は1日500mlの尿を出さないと、老廃物が体内に溜まるという。

 逆に飲料水さえあれば、数日間は生き延びることができる。飲料水の確保が生存日数のカギを握っているのは間違いない。


【アマゾン商品】5年保存可能な備蓄用の水

寝袋

 状況によっての重要度は1の水と同等及び、それ以上。

【写真】野宿に寝袋は必須。

【写真】野宿に寝袋は必須。

 それは寝袋が体温維持のために重要な役割を果たすから。0度に近い気温で、暖が取れない場合、体温をいかに逃がさずに保温するかは最重要。

 もし、体温を保持できなければ凍死もありえる。全く水を口にしない状態でも1日は持つ。しかし気温マイナス下で保温できなければ、短期間で凍傷になる可能性はもちろん、命の危険すらある。

 気温が20度以上あるような場所では寝袋はそれほど重要ではない。

 外気温により寝袋は最重要アイテムになったり、不要になったりする。

マット

 マットは寝袋とセットで考えたい。

 マット単体では効果は少ない。寝袋と一緒に使うことによりその力を発揮する。

 野宿と聞くと寝袋だけを思い浮かべる人が多いと思うが、実はマットがあっての寝袋。寝袋だけではその効果は半減してしまうだろう。

【写真】実はマットは野宿にかかせない。

【写真】実はマットは野宿にかかせない。

 マットは地表からの冷え込みを防ぐ。

 野宿を経験したことのある人ならば、地面からの冷却がどれほど強力が知っている。

 これを冷却を防ぐのがマットの役割。あるとないとでは雲泥の差。

 状況によりマットが無ければ寒くて眠れないだろうし、シッカリとしたマットがあれば氷の上でも眠れる。

 寝袋同様、季節によっては必需品であり、また不必要になる。

【アマゾン商品】雪の上でも眠れるエアー式マット。

食料

 あえて説明はいらないだろう食料。

 お湯や、加工が必要なものは避けるべき。余計な水、手間が必要になるから。

 お勧めなのはカロリーメイトのようなバランス栄養食、高カロリーでそれを食べれば他の物はいらないといったもの。

 体積もとらず、手間要らず、腹持ちがよい。


【アマゾン商品】長持ちカロリーメイト60箱

テント

 寝袋、マットと同様に状況により、必要、不必要性がある。

 風、雨や雪、また外気温が低い時にはテントが命を守ってくれる。

 寝袋やマットがあっても雨や雪が降ればそれらは全く役に立たなくなる。なぜなら濡れた寝袋は体温を奪う。また全身が濡れればそこからも体温が奪われる。

【写真】テントがあると野宿範囲が広がる。

【写真】テントがあると野宿範囲が広がる。

 テントを設置することによるメリットは大きい。

 風や雨からの保護。テント室内の保温効果。昆虫や小動物からも身を守ってくれる。

 テントがあることにより、野営の快適度は一気に増す。

 そのためにもテントは人数に合わせて、防水性の高いものを選ぼう。

【アマゾン商品】MSRハバハバ2人用テント



まとめ

 
 万が一の時、準備してあれば安心できる5つのものをあげてみた。

 外気温が暖かければ最低限必要なものは水と食料。寒く、悪天候ならば寝袋、マット、テントを加える。

 上記の5つを的確に使用できれば、水と食料の量によるが数日~数週間は確実に生存できる。
 
 追記:持病のための常備薬がある人はそれらも忘れずに準備しておくとよいでしょう。

<関連リンク>
【野宿関連】野宿に必要な三点セット。
 ツイッターで更新、最新情報をつぶやいています。



関連記事

【写真】野宿を分類するとどうなるか。

【野宿関連】完全野宿マニュアル その6 野宿の分類。

 以前の野宿関連記事でも野宿の分類を試みた。単に「野宿」と言っても、準備があるかないか、外気温は高い

記事を読む

【写真】そもそも野宿の必要性は?

【野宿関連】完全野宿マニュアル その4 野宿の必要性。

 完全野宿マニュアルのその4回、野宿の必要性について。  これまで野宿の定義やら達人やらを考え

記事を読む

野宿

【野宿関連】野宿の分類・素野宿(日本編)

 野宿の方法を考えて、思考をめぐらせている間に野宿にはキチンとした定義が無いことが分かった。

記事を読む

【写真】野宿にテントはありか否か。

【野宿関連】完全野宿マニュアル。その2 野宿の定義

 野宿に別に定義も何もいらないような気がするが、一つだけ決めなければならないことがある。  野

記事を読む

野宿道具

【野宿関連】野宿の方法、必需品。その2  少し準備のある場合。

 前回の記事で一言に「野宿」と言っても備えにより状況が変わってくるということを述べた。  簡単

記事を読む

雪の中で野宿

【野宿関連】雪の中で野宿する方法。

「雪の中で野宿」普通なら全く考えないようなことだが、状況によってはどうしても雪中で野宿を敢行しなけれ

記事を読む

野宿の様子

【野宿関連02】野宿の服装

 前回の野宿話で、野宿では服装が大事という話をした。  しかし実際の野宿は予定外、行き当たりば

記事を読む

【野宿関連】完全野宿マニュアル。その3 野宿の達人は誰か?

 完全野宿マニュアル 3回目は誰が野宿の達人か?  まず野宿の達人と言われて思い浮かべるのは登

記事を読む

野宿の様子。

【野宿関連】野宿のルール。

 地上であればどんなところでも一夜を明かせる寝法である野宿。  これまで数回に分けて、道具の有

記事を読む

イタリア南部 オリーブ畑

【野宿関連】イタリア南部で野宿するならオリーブ畑で。

 自転車旅行をしている人でイタリア南部を走行中、街に辿り着く前に日が暮れた場合どうするか。 [

記事を読む

【エベレスト登山】一目瞭然!エベレスト関連記事目次、インデックス。

 2013年からコツコツと書いていたエベレストの関連記事が100を越え

【小学生用】小学生でも分かるエベレスト登山、かんたんせつめい。

 小学校が冬休みというこで小学生でも分かるようにエベレストの上り方をか

【図+写真、山を登ったことない人でもわかる】エベレスト南西壁の難しさ。

(adsbygoogle = window.adsby

【エベレスト登山】頂上直下の難所ヒラリーステップ崩壊か?

 2017年5月  ネパール側からエベレストの山頂を目指す場合、

【エベレスト登山】2017年登山許可を取らずにエベレスト登山をして逮捕される。

 2017年5月  5月中旬を過ぎると春季エベレストの登頂の

→もっと見る

PAGE TOP ↑