第11回Japacityインタビュー!オランダのTohkoさん

Japacityのメンバーにインタビューをしていくブログ部のシリーズ企画。

今回はオランダ在住で、日本のTVのお仕事を現地受けしてまとめるコーディネーター、現地通訳で活躍中のTohkoさんに迫ります!

インタビューしたのは、7月7日(カナダとオランダではまだ七夕の時間でした)。この日からお仕事再開で、ディレクターそして通訳・コーディネーターを兼任して忙しくなる~!とおっしゃるTohkoさんが、Japacityリビングルームにいらしたので今だ!と捕まえて、直撃インタビューをルーム内でさせていただきました。

Meiko
それでは早速、Meikoから深堀りさせていただきます!
Tohko
おてやわらかに~!

最初はアイスランド?

Meiko
まずはKazuyaさんからの質問です。「最初にアイスランドを留学先に選んだ理由は??」
Tohko
実は大学に落ち短大に入学。 短大の後、本学に編入しようと思っていたけど、同級生や教授の中で留学経験のある人がとても多かったので、自分も留学を目指すことにしたのよ。ロータリークラブの奨学金制度を使って留学しようと思ったけど、 地元でサポートしてくれるはずだった高校の時の英語の先生が何もできなかったらしく、試験も受けさせてもらえなかった。卒業後、帰郷して挨拶に行ったら、「うどんで首をくくって死んで謝ってもイイ」とか言ってたな。
Meiko

なんでうどん!?(笑)

Tohko

どうしようかと思っていた時、教授の紹介で出会った5期上の先輩がYMCAの留学プログラムに空きが出来たと連絡してきてくれて、スイスとアイスランドを辞退した人がいたので、その2国間に選択肢があったの。

スイスに行きたいと言ったんだけど、その時、担当の人に「アイスランドにはまだ人を送った事が無い、君なら出来る!行ってくれ!」と言われて、最終的には「日本を出られるのならもうどこでもイイや~」 というのが正直なところで、とにかく日本を出た。

それでアイスランドで暮らしていた際に、スウェーデンでシュタイナー教育関連の施設で働いていた夫婦と出会ったの。シュタイナー教育に興味が深かった事もあり、シュタイナー学校教員養成学校へ入学するため、その人たちを頼ってスウェーデンに引っ越す事にしたのよね。1年間学んでその後、シュタイナー中学校で英語クラスと演劇クラスのアシスタントとしての道が開けた。。。

Meiko

いろいろ運命を感じますね~~

Tohko

さらに、アイスランド交換留学生時代に仲良くなったオランダ人の女の子の紹介で元夫と出会い、オランダに住むことになった。

・・・という流れですわ。

Meiko

北ヨーロッパをまさに渡り歩いたんですね!

シュタイナー教育について

Meiko

次はYuki-SOA先生からの質問です。

シュタイナー教育に従事していたTohkoさんですが、そこから今の生き方にどんな影響がありましたか?

Tohko
全ては子供の想像性、自由、発想に委ねる、大人はそれが伸びるように支えるという事でしょうかね。家での子供の躾もそれが基本でした。子供達はそれぞれ、自分の好きなものになっていくものなので、それにいちいち逆らわない。子供達が自主性をもって自分の事を考え、判断してきた。学校選択も全てそんな感じで、5人の子供のうち4人が学校も自ら決め(一人は進学しないと決め)、その後、3人が勝手に辞め、そして、自主的にまたどこかで始めるみたいな感じだった。。。(親は後で知らされるみたいなw)

バイリンガルどころか!?

Meiko

今度はKatsueさんからの質問です。

日本語、英語、アイスランド語、スウェーデン語、オランダ語。マルチリンガルなTohkoさんですが、どうやって多言語をキープしてるんですか?

Tohko

厳密には全てをキープしてはいるわけではないのよね。基本、日ごろ使わないと時間と共に薄れていくし。ただ、ヨーロッパの言葉は、共通点が多くて、もともとスカンジナビア地方の人々が使っていた古い言語が始まりのスカンジナビア諸語には、アイスランド語、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク語があり、似通っているために、(アイスランド語を除いて)覚えやすいと感じてます。フィンランド語は、語族がもともと違うので、まったく別の言語。

これら各言語の中では、アイスランドの文法がドイツ語に比べても一番難しい。スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語は、書面ではお互いに通じる…のだそうです。口頭ではデンマーク語が最も聞き取りにくい。

例えば、アメリカ英語が「ガムをくちゃくちゃ噛みながら話しているよう」という表現をされる事があるけど、そういう見方でいえば、デンマーク人の言葉は他の言語の人には「ジャガイモを喉に突っかかったまま話しているような音」なんて表現され、薩摩弁のような方言のように感じる言葉。

Meiko

スゴイ表現!面白いですね~~~!

結婚について

Meiko
次は経験豊かなYutakaさんからの質問です。「一度離婚すると再婚したくなるものですか?」
Tohko
『結婚』というステータスをどう捉えるか、色んな論議がクラブハウスの中でも活発に行われている様子だけど、基本的にステータスをどう選ぶかは全くの個人の自由だと思うわ。
私個人の話としては、2番目の彼と付き合って素敵な関係でいた10年目にプロポーズされたのよ。真剣に考えていてくれたことが新鮮でうれしかった。個人の幸福感とはそれぞれで違うし、ステータスを求めるか否かも自由だと思う。ただ、国の制度や社会の仕組みの中で、税金、遺産、子供の認知など、結婚という形をとる事が有利、便利かもなというのはあると思います。

体を洗う時!?

Meiko

次はAzusaさんから!「体を洗う時、どこから?」(実はこの日、なぜかこの話題でリビングで盛り上がってましたw)

Tohko

髪の毛のシャンプーから➡そのアワも利用して体へ➡左脇から~ですかね。。。そこからボディウォッシュがスタート。

(この日、リビングにいた人は、左腕から洗うという人が圧倒的に多かったです~。)

ヨーロッパ倶楽部について

Meiko

最後にYuki-SOA先生からもう一つ。「ヨーロッパ倶楽部はとてもまとまっていて素敵な活動をしていらっしゃっていますが、そのチームをまとめるコツは何でしょうか?」

Tohko

そうね、色んな方がいらっしゃるけど、 先に進むには、やはり波長が合う仲間と出会うことが大切ね。私の場合は、初期にインタビューした方々ととても意気投合して、仲良くなったの。良いクラブを広げていく、そのために一番必要な事は、一緒に盛り上げて行きたいというパートナーを見つけるコトだと思う。自分の信じるスタンスで続けて行くと、それに協調してくれる人が必ず現れます!

アムステルダムの街並みが車に映って、おっしゃれですね~!

Tohkoさんのクラブハウス内、特にヨーロッパ倶楽部を中心にした活動、ルームでの素晴らしいモデレーションにはとても関心させられるし、学びや気づきをいただいています。

これからもますますご活躍を。Japacityの仲間として応援させて下さい!

最新情報をチェックしよう!