第13回JapacityインタビューはSanjay！

人との出会いです。

私は以前ネパールでホテルをやっていました。ある日そのホテルの庭でギターを弾いていた時、ギターの弦が切れてしまったのだけれど、ある日本人がギターの弦を買って来てくれて直してくれたんです。お礼にそのギターをプレゼントしてから彼と友達になった。その時、彼は”Never End Peace and Love”と紙に書いてギターに貼ったそのギターを「またかえってくる」と置いて行ったんです。

英語も不自由だった彼とはお互いにジェスチャーで話しました。そうしたら6ヵ月後ネパールに戻って来たんです。その時僕には日本人の彼女がいて、彼女のつながり関係で日本人の友達がたくさんできて、そんな会話の中で「日本に来たら？？」という話になった。

私はカジノがプロ級だった（バカラとブラックジャックなど）のですが、彼もギャンブル好きで、お互い羽振りも良い時代。友好の中で彼の奥さんとも知り合いになったんです。

今の自分の奥さんともその時代に出会っています。そんな『出会い』が日本に自分を連れてきた。

はじめは日本には遊びに来たつもりで、住むつもりもなかったんです。すぐさま六本木にはまり、その時の彼や今の奥さんとは距離があった時間もあったけれど、ただはじめからのそういう人とのつながりがあって、それが自分を日本にとどめました。

たくさんの人を知っていた事はあったけど、最終的には全部自分で頑張ってきたという感覚はあります。