サーバーの不具合のためブログの更新がしばらく滞っておりましたが、お待ちかねのローマのYoshikoさんのインタビューです!Japacity初期メンバーで、日本にいるときから愛するダーリンの住むローマに向かうところ、新居に落ち着いたところをずっとリビングで聞いていた我々には、Yoshikoさんの人生を見守っているような気がしています。そんなYoshikoさんに迫ってみました!
イタリアに住むと決断した理由
まずはAzusaさんからの質問です。
「イタリアに住む決断した理由。彼が好きだとしても引っ越すとしたら、かなり勇気がいる事だとは思うのですが。」
最終的な理由は、このパンデミックの状態の中、彼という存在を抜いて自分を見つめた時、そして先を思ったとき、明確な想像ができなかった。人生をいい意味でリセットして考え直してみるのに、「彼がいて、イタリアへ」というのが、タイミングが良かった。
最初は彼に日本に居てほしかったし、私は先輩から受け継いだ10年以上のお客さんを持っていたので、イタリア移住は頭になかったんです。
でも月日と共に、東京に住んでいると人とのつながりが実はあまりないという「孤独」を感じた事、不安な事が多く、ここで良いタイミングとして思い切って変えるという賭けのチャンス!だと思ったんです。
「あなたがいたから来たけど、それだけじゃないので、私を負担だと思わないで」と彼には言っています。私は自分の人生をここで積み上げたいと思ってます。自分の力で生活してみたい部分が大きいけれど、今は彼が応援してくれるからこそ、頑張れる。ひとりじゃなくなって頑張れる。ずっと一人で頑張ろうと思っていたけど、支えられてパワーが倍増している感覚です。
それに、クラハを2月に始め、カナダのチームの人にも応援してもらえて。実は日本の人には「大丈夫なの?」って言われたけど、Japacityの海外チームの人達がみんな本当に応援してくれたのが心強かった。
背中を押してもらえたし、引っ越しも頑張れたし、ホントに色んなタイミングが良いほうに自分を押してくれたんです。一回日本から出た人達って、言葉の上、気持の上でもわかってもらえる感覚があって話しやすかったです。今はこの環境がやりがいがあると感じています。
外国で結婚式を挙げる!
次はローマつながりでLucaさんからの質問です。「実は自分がYoshikoさんの結婚式の日に通訳したのですが、スピーチの際は本当に本心を語っていらっしゃったように感じて、みなさんのリアクションも強く、「伝わる」という場面に居合わせました。外国で結婚式を挙げた気持ちは?」
そうなんです。Lucaに通訳をお願いしたんです。専門の人に頼んだら高いし、私達を知らない人に頼んでもなぁと思い、Lucaとはインスタでつながっていたので相談したんです。そしたら、「いいよ」って言ってくれて。彼にLucaとイタリア語で詳しく話してもらって、OKをもらったんです。
それで結婚式の前に一回会おうってことになりました。当日の前に理解しなくてはいけない事が沢山あったんです。イタリアの結婚式って市役所で上げるのが習わしで、彼の住居が登録されている市役所でするんですけど、市役所から通訳を連れてこいと言われ、お願いしたらLucaの家は遠いんだけど足を運んでくれて。。
私は日ごろ、彼とは英語で話しているので、英語からイタリア語に訳すのと日本語からそのままイタリア語にしてもらうのとは、ニュアンスとか微妙に違うんですね。Lucaは日系の企業で働いていて、日本人とのかかわりも多いので、しっくり訳してくれたと思います。
さらに、式後のランチで私が言いたいメッセージをとても心を込めて訳してくれて。とても感謝しています。
日本から持ってくればよかったもの
Yoshikoさんからの質問です。
「結婚式が日本のイメージとは全然違うはずって色々聞きたかったけど、Lucaが聞いてくれちゃったので、そうだなぁ、イタリアに住んで日本から持ってくればよかった~って思ったものはありますか?」
はい、結婚式はだいぶ違います。。
日本からのもの、、、ちょこちょこあるんですけど、それに送ってもらったりもしてるけど、「たわし」こっちにはあまり良い質のものがなくて、母親に送ってもらいました。
あと、「セロハンテープ」「ガムテープ」「マスキングテープ」の質が悪い~。あとハサミもですね。メイドインチャイナが多くて。
ここに来て思う、日本の道具系は本当に素晴らしいです。
ステッカーがとれないとか、お菓子の切り口がないとか、日本の良さをひしひしと感じさせられることがある。こういうちょっとした事がストレス。アルミホイルにギザギザが付いてるのにちゃんと切れないとか。ちょっとした時間の使い方、時間のロスを軽減する、こういうところへの工夫やこまやかな気遣いが日本は素晴らしい。多分イタリア人もこういう事でイライラ、仕事の要領が悪くなる事にもつながってるように見えるなぁ。
イタリアに住んで良いもの、苦手なもの?
Yuki先生からの質問です。
「数か月たったと思いますが、イタリアに住んでみて良いなと思った事と、ちょっと苦手、イヤだなっと思うところが見えて来てたりしたら、教えて下さい」
いいなぁと思う事は「食」が美味しい事と、家族のつながりが強い国だな、と思うこと。彼の家族はみんなとても優しくて、日本を離れて暮らす私がきっと心細いだろうなと思ってやってくれる事や、ご近所の人にも思いやりを感じます。東京では人は他人に干渉しないと感じることが多く、思いやりに欠けて生きてる国なんじゃないか?と感じた事がありました。例えばホームに人が落ちてもしらんぷりとか。イタリア人にはだれかが少しでも困っていたら、助けようとする心意気を強く感じています。
ただイタリア人は楽しい反面、仕事やその他生活のストレスには弱い、イライラしやすい感じがあって、日本人とは違うイライラ感が発揮されてる時、受け入れにくいです。
結婚式の前にエステとか、知りたい事を学ぼうとしたのだけど、サービスに対しての考え方は日本には劣る。仕事の遅さとか。時間の無駄?と思う事に下手に時間をかけていて要領が悪いかなぁ。。。ビザの申請はようやく進んだんだけど、ワクチンの手続きが、ものすごく時間がかかってます。
イタリアで好きな場所は?
Katsueさんからの質問です。
「イタリアに住んでて行った場所で好きなところ、良かったところは?」
場所ですか?最近行ったんですが、フィレンツェ。良かったです!JapacityにもEmiさんという方がいらしたと思うんですが、日本人が多いと聞いていて、小さな町だけど綺麗で新しい。とってもモダンな感じでした。
ローマは西暦500年からという長い歴史があって、とても古くて大きい街。芸術と言うか彫刻の街。
ベネチアも良かったな、華やかで、ゴージャスな感じでした。
将来の目標は?
もうひとつLucaからの質問です。
「最近、Yoshikoさんはイタリアの事をどんどん理解していると感じているのですが、これからの将来的な自分の目的、目標は? 多分今は色々準備中だと思うんだけど、どんな事をしていきたいですか?」
日本で長年美容師だったので、美容師をやりたいと思っています。イタリア人に寄り添って生きていかないとと思う部分もあるし、彼のお母さんとかは仕事を斡旋してくれていたりということもあるんですけど、自分がやりたい事はやはり美容師の仕事なので、今は自宅でヘアカットを始めてて。
地元在住の日本人の方にとっては日本人の美容師さんが重宝するんですね。イタリア人と日本人の髪質が違う事とか、イタリアで人々に人気のスタイルが日本人のそれと違うので、そういった現地の日本人のニーズに答えていこうかと思っています。
結婚式のブーケをアレンジしてくれたお花屋さんにいらっしゃるイタリア人のお友達も最近美容室が気に入らないと思っていたらしく、カットをさせてもらったら、気に入っていただけて。
そんな風に少しづつ、プライベートサロンをラグジュアリーにやっていけたら。
夫婦としての目標としては、現在彼(ITコンサル、マネージャー)は家で仕事ができている状況。イタリアでは若い人が働くのは比較的大変な状況の中、良い職、良いポジションにいるのでありがたいですが、ここだけでなくさらに外国、海外でも展開できるかもしれないという事も考えつつ、二人の幸せな方向性を見つけてチャレンジしてみたいと思います。今は日本では感じられなかった幸せを感じつつです。
Japacityのリビングとは?
Meikoからの質問です。Yoshikoさんの事は東京在住時代からリビングで知っていて、イタリアに移住、結婚。。。とその人生の移り変わりを身近で見聞きさせてもらっていました。
YoshikoさんにとってのJapacityリビングルームってどんなところですか? これからはどんな場所であってほしい?
色んな人に、自分が必要な人に出会う必然な場所でした。なにか奇跡的にも感じます。
初期のJapacityのルームの名前の所にはカナダの国旗が付いていた。実は元彼と付き合っていた時代に、モントリオールに居たことがありカナダに親近感があったし、始めの頃Yuriさんがみんなをつなげようというパワーがとても大きくてその中で心地よかった。救われたり、ヒントがある場所でした。
精神的にも悩んでる時みんなと色々話せた場所。あったこともない人達のなかで、「話す」、「言葉でつながる」っていうSNS。
多分、文字や映像で表現するインスタとかだけだと、「作れる」けど、クラハで話すというのはナチュラルで、「作る」事ができない。だからこそ自然体で居心地のいい場所だと思います。
これからもそのままで、自然体、居心地のいいリビングルーム、という感覚は変わらないでほしい。
オトナになってから、こんな風につながれるって、ある意味居酒屋みたい? (笑)
そういえば、YoshikoさんはJapacity最初のTokyoオフ会に参加されてて、インスタライブとかでも盛り上がった、そんな事があったねって懐かしい話にも花が咲きました。
その時はHayukiが働いていたオーガニックのレストランに、大場のAyaちゃん、おっぱいのみつはちゃん、Kグラントさん、Ryoheiさん、Moyapi、Fumiさん、Shokoちゃん、指のMasayukiさん、キアヌTatsumuneさん、が大集合だったのを懐かしく思い出したり。
Yoshikoさんは、日本を発つ前、一時帰国していたみっちKに、そしてKeiichiさんにはイタリアで会ったそうで、もしかしたらJapacity創成期メンバーに一番沢山あっている人かもしれないですね~。
イタリアでLucaと奥さんとは、Yoshikoさんの年下のちょっぴりシャイな旦那様とどんどん家族ぐるみで仲良くなれているそうです。
そしてインタビューが終わってから、インタビュアーした私Meikoと二人でこの後延々とReikiとか、自然のパワーとか応援のエネルギーの話が色々とつきませんでした。
そして次のインタビューのバトンはHayuki(Hailey)に繋ぎま~す。
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