昨日は民家に泊めてもらったので、インドの外で寝るのは今日が初めてだ。

蚊が沢山いたが意外によく眠れた。回りを見ると、木材屋のオヤジも縦隣のベットに蚊帳をつけて寝ている。
「ここの人は外に寝んのか?」
とおじさんを見ながら思った。
隣の店のオヤジがお茶をくれる、インドに入ってから優しくされてばかりで悪いことなど起こっていない。
「全然評判と違うな・・・」。
走り始めるといよいよインド初の大きな市ゴラクプールに入った。
市の何キロも手前から既に町が始る。噂に聞いていた通りゴミが道脇に溢れ、かなり汚くみえる。古びた高架線に沿って道が町の中へ続いている、人とリキシャ、車がゴチャゴチャと混ざり合ってくる、町の中心に進んでいる証拠だ。
「いよいよインドらしくなってきた」
と喜んでしまった。初めてのインドの市は予想以上に大きく、発展していた。町を飾る看板も綺麗で多く驚いた。
今度はゴラクプールの中心からどんどん離れて行く、みるみるうちに家が減り、田畑が広がり田園風景になった。
この辺りは完全に平野らしく、果てしなく平らな道、その両脇は真っ平らな田畑が見える限り続いていた。町を外れると道を脇のゴミは無くなり、そのせいで田舎の方がだいぶ綺麗にみえる。

お茶屋で一息つきながら、ゆっくりと進む。辺りは完全に田舎のムードでのどかになっている
「どこの国でも田舎は一緒なんだな~」とペダルをこいだ。
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