カトマンドゥは標高1300m、盆地にあり四方を山々に囲まれたネパールの首都だ。
天気の良い日、見晴らしのよい所に行けば、カトマンドゥを取り囲む美しく白い峰々が見える。
インドと同じヒンズー教徒が主流であるが、仏教徒も多いので仏教の寺院も数多くある。またインド同様に路上には牛が闊歩し、リキシャが行きかい、布を路面に広げた市もある。
しかし行きかう人々の顔はインド人より少し顔の彫りをソフトにしたネパール人だ。チベットからの移民も多く、日本人の私が歩いていても、あまり違和感がないのがよい。
国際便が発着するのもここカトマンドゥで、海外からのヒマラヤ登山隊の拠点になる都市でもある。その為、簡単なトレッキングの用品から本格的な登山道具屋、また登山隊が売り払っていった中古の道具屋も多い。そして旅行会社、トレッキング、また高所登山をサポートする会社が林立している。
私は自転車でインドから入国したが、同じ時期でも標高が高いせいかだいぶ気温が低く過ごしやすい。エベレストに登ろうと思うのなら、エベレストを有するネパールでその方法を聞き込むのが一番だ。
幸い前回お世話になった、プラカスさんアツコさん夫婦が応援してくれるというのでお言葉に甘えて、ここにしばらく滞在しエベレストの登山情報を調べる。