今日はやたらに水が船内に入ってくる。
今までは1時間に1回水を汲みだせばよかったのに、今日30分に一度汲みださなければならないほどだ。

原因は分かっている、先日船を丘に上げたからだ。
船の木が乾燥し乾いて、縮んで隙間が大きくなったのだ。

船の側面からも船内に水が滴り落ちるのが見える、こりゃヤバイ。
ガンジス河を下る時にインド人がやっていた穴を埋める方法を急遽試みる。
木の隙間にナイフの刃を使い脱脂綿をきつく詰めるのだ。

これをゆれる船ですると恐ろしく気持ちが悪くなるが船がピンチだと思えば、そんなことは言っていられない。
なんとか浸水が止まってくれるとよいが。
ついでに用意しておいたシリコンも隙間に詰めるがシリコンは木の隙間、プラス海水に弱いようで直ぐにはがれ落ちてきてしまう。
浸水があまりに激しいようだと、また最初のように船を水の中に沈めて数日待つというをしなければならないが、横断が開始しているのでそんな余裕はない。
どうにかこうにか様子をみて進もう。
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