モーニングショー

アルバニアに入りました。

「どこだよそれ?」

って俺もよく分かりません。

参考までに地図らしきものを上に載せておきます。

「モーニングショーに出演しない?」

というお誘いがアルバニアでお世話になっているショーンさんからきた。

「はて、モーニングショーとは??」と一瞬疑問に思ったが、

別に断る理由もないので、(たてまえ)

「えっ、テレビに出られるの」(内心)

二つ返事でオッケー。

そして約束の日の朝が来た。

「モーニングショー」というだけあって撮影は朝7時30分開始。

約束の時間に遅れること5分、テレビ局の人がやってきた。

(アルバニアで5分遅れとは相当時間厳守である。)

さすがテレビ局。

もしかしてスタジオで撮影?

ゲストとしてインタビューされたりするの?

などとわくわくしていたのが案内されたところはただの路上。

昨日手品をしたところの近くだ。

おいおい、ここかよ。

まぁ路上でもいいだろう。

既にカメラがセットされていて、

派手な衣装と厚いお化粧をなさったマイクを持ったおねえさんがいる。

そのお姉さんがマイクを向けて話しかけてきた、

100%アルバニア語で。

100%分かりません。

まぁ本番前の軽い練習なのだろう。

しかし勢いよくまくしたてて話続けるので、

「ソーリー アイ ドント アンドスタンド」

と英語で言ってみる。

とお姉さんは残念そうな作り笑いで、

「あっそうなの?」という感じではなく、

「しょーがねーな。」という感じで英語を話してきた。

その質問は

「何か日本の歌を歌ってよ」

「えっ、歌?」

自転車旅行のインタビューじゃないの?

歌と急に言われても、

私の恐ろしい歌声を衛星回線で全国にばらまいてもしょうがない。

「オーソーリー、私はツーリストで歌は歌わないのよ」と私。

つーか、なんで歌なの、歌?

それよりディレクターは?

何を話したらいいか指示してくんないと時間がもたないよ。

それより本番はいつなの?

タイムテーブルとかないの?

と数々の疑問が頭の中をめぐる。

またお姉さんが、「じゃダンスはできる?」

と今度は聞いてきた。

「えっ、ダンス???」

何でダンスなの??

私の恐ろしいダンス姿を衛星回線でばらまいても目の毒じゃねーか。

断ろうと思っている瞬間もうなんだがポップな音楽が流れ始めて、

お姉さんが、「踊るわよ!」と誘いの手を出してくる、

「まぁ本番じゃないし、俺が踊れないのが分かったら

旅の話になるだろう。」などと思い、めちゃくちゃかつ適当に踊っていた。

音楽が終わり、周りのみんなが

「ブラボー」とか「拍手」をしてくれるので

「はて??」と疑問状態だった、

するとさっき車で迎えに来てくれた人が

「どもっ、おしまいです、ありがとう」とてきぱき挨拶を

して車に乗り込んでいってしまった。

私はその場に取り残されて、

「えっ、一体撮影はいつなの?」とまだ状況が飲み込めていないのだ。

しかし、みな解散してしまったので首をかしげながらショーンさんの家に戻る。

戻ってきた私を見て、ショーンさんが

「けいさん!テレビで踊ってたね!」

っておい、流れてたのあれ?

しかも話をよくよく聞くと最初のアルバニア語でまくしたてられている

ところからすでに放映されていたらしい。

げっ、まじで。あれ全部流れてたの。。。。

それ以来、アルバニアを自転車で走っていると

「グッドダンサー!!」と時々声をかけられる。

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