シェア飯

ハンガリーブダペストの宿「アンダンテ」にて手伝いをしながら滞在させてもらっている。

この宿のオーナーは在住の日本人でそのせいか日本人の宿泊客が多い。今年オープンした第一号のお客さんはカナダ人だったらしいけど、滞在させてもらっている間に外国人のお客さんは数えるほどしかない。

スタッフは日本人で構成され、ハンガリーと言えどハンガリー人は受付のクリスタさんだけだ。クリスタさんは日本語を勉強していて、不自由なく日本語を話す。

中心スタッフにハンガリーでフェイシングを学んでいるヤマケンさんがいる。ヤマケンさんは国際大会で入賞するほどのフェイシングの達人。一人で戦う孤高で寡黙なフェンサーかと思うのだが、実際はやたらにフレンドリーで面白い話をしてみんなを笑わせるお笑い芸人みたいな人だ。

お客さんは殆どが日本人の旅行者でバックパッカーもいればキャスターの着いたスーツケースで旅行している人も来る。8月に入ると日本からの学生さんが多くなった。

アンダンテには共同キッチンと言われる、皆が共同で使えるキッチンがある。普通は各自が調理して食事を作るのだが、宿泊客が多い時は誰ともなしに「今日は皆で食べましょう」となり、宿泊者で協力して料理を作りそれを一つのテーブルを囲んで食べようになる。

これは旅行者の間では「シェアーご飯」と呼ばれる。確かに「シェアー」「分かち合う」なのでぴったりの言葉だ。一人の旅行者もこうして一緒に卓を囲むと他の人とも打ち解けやすい。こうやって旅行者同士が仲良くなっていくのを見るのがスタッフとしても嬉しいものだ。

ハンガリーにお寄りの際は、是非アンダンテホステルへ。

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