「メストレ」という街に滞在している。
「メストレ」と言うと全く聞きなれない地名だけど、実は世界的に有名なベネチアに隣接している街である。正確にはベネチアは出島みたいに陸から少々離れたところにあるのだけど、メストレはその出島の橋が出ている街。
ベネチアに旅行に来た人なら分かると思うが、メストレの駅名も「ベネチア・メストレ」と呼ばれていて、ここで降りると「水の都」ではなく、メストレの「街」である。
あまりに「ベネチア」と間違えて降りる人が多いのか、大抵のガイドブックには「注意:ここで降りない様に」と記載されている。
世界的な観光名所に比べるとメストレの観光的魅力は見劣りするかもしれないが、観光地化されていないイタリア人の生活が垣間見れたり、物価も観光地ベネチアに比べると庶民の価格である。
ヨーロッパでは12月に入ると各地でクリスマスマーケットとが開かれる。ここメストレでも今週からマーケットが始まった。
マーケットが始まる前後に街はイルミネーションに包まれて行き、早くもクリスマスの雰囲気が漂い始める。
通常、冬の路上は寒くて「芸」どころではないのだけど、このクリスマスマーケットが始まると再び人々が出歩くようになる。
という訳で街に向かう。
カトリックの国イタリアではクリスマスは家族や親せきで集まり厳かに過ごすらしい。
日本のケンタッキーとショートケーキとは全く違うのが面白い。
クリスマスはもともとキリスト教のイベントなので、むしろイタリアが本家か。
今回は以上です。
<関連リンク>
10回目のクリスマス
クリスマスマーケット
ツイッターで更新、最新情報をつぶやいています。
@bikeandmagicさんをフォロー