8月に入るとさらに道りに人が溢れた。
レッチェはブーツの形をしたイタリアのかかと部分にある街。
ブーツの形を意識してしまうとただ単に最果ての地のある街になるのだけど、ブーツを抜きにして地理的に見るとここは本土から少し飛び出た半島になっているわけです。半島になっているのがどうしたの?
と思われるかもしれないのですが、半島は房総半島も伊豆半島もそうですが、その名の通り半分島なわけです。(どうでもよいのですが)
ところでイタリア人は「これでもかっ!」と思えるほど海が大好き。それはここ近年イタリアを徘徊していて嫌というほど分かりました。イタリア人にとって「夏は?」といえば「海!!」と返事が来るくらい海が好き。
一説によると「夏に海に行かないと人生を楽しんでいない!」と思われるらしく「人生を楽しみたければ海に行け!」というようです。
なので夏の海際は常に大混雑。
話は戻って、レッチェは半島の中心にある街。つまり3方向を海に囲まれていると行ってもよい立地なのです。
従って昼間海で楽しんだ人々が夜な夜なレッチェの街に繰り出してくるわけです。
長くなりましたがまとめると
夏→海好きのイタリア人→海にバカンス→夜暇なので街にやって来る。
街にやってきたのはいいけど店は閉まっている→路上の芸でも見るか。
となるのかどうか最後の部分は想像ですが、とにかく人が多いと伝えたかったわけです。
そんなわけで半島にあるレッチェの街は大混雑中。