ドイツ・ゴットタレントに出演してきました

また前回の更新から随分と時間がたってしましましたが、本人はいたって元気にしております。

夏の間はコロナの感染状況が少し落ち着いていたイタリアに滞在して路上にでる毎日を送っておりました。

2020年3月からは世界的なコロナの感染拡大で殆ど路上にでられなかったのでここぞとばかりに路上に行っていたわけです。

ところでタイトルにあるように今まで、イタリア、スペイン、ブルガリアと参加したことのあるテレビ番組「ゴット・タレント」のドイツ版である「Das Supertalent」に出演してきました。

正確には8月に収録があり、その収録したものが10月16日に放送となったわけです。

ゴット・タレントの番組は放送がある1週間前くらいまで「出演した」というのを公表してはダメというルールがあり、ひっそりとドイツで収録をしてきました。

しかしその収録がなかなか想定外で今回は特に大変なことになったのでした。

Keiichi Iwasaki Germany_got_talent
ドイツのゴット・タレントに出演してきました。©Stefan Gregorowius

何が大変だったか

 8月のドイツは比較的コロナ感染が落ち着いていたのでコロナについてあまり気にすることはなかったのですが、収録会場はコロナ感染に関して非常に警戒していて、まず会場に入るためにPCRテストが必要でした。

 2日間にわたる収録だったのですが、2日とも会場に向かう前にはテストが行われます。

 そして決定的に予想外だったのが

「コロナのために審査員に接近してはだめ」

 というのです、自分の芸は人に近づいて色々と確認をしてもらってから目の前で演じるのが最も効果的と思っているのですが、審査員に近づけない、となると色々な確認がしてもらえません。

 ちなみに物を渡したりするのもNG(ダメ)だとか。

 一つ例を挙げると、手品をする人が観客にトランプを混ぜてもらいますが、こういった行為もダメということになります。

 もう

「うわっ~」

 としか言いようがありません。ひたすら路上で芸をしているので自分の芸がどういった状況、環境で演じるのがよいのかよく分っています、もう審査員に近づけなければ全く自分の芸の味が出ません。

 今までのゴット・タレント出演の動画を見てもらうと分かりますが、もう審査員席の目の前に行って毎回芸をしています。

 再三にわたる交渉をしましたが

「とにかく近づいてはだめ」

 というルールは変えようがないとのことで、

「今年はキャンセルしてまた次回」

などとも思ったりしてしました、

「折角ドイツまで来たのだから、まぁ出てみるか」

という具合で収録に挑みました。もうテンションただ下がりです。

色々と予定していたドイツ語のセリフも使えなくなり、もう踏んだり蹴ったりです。

 というわけで何が言いたかったかというと今回はステージから離れて審査員に一切近づかずに芸をしています。ネタは一緒です。

 という話です。
 
 はい、では実際の映像をどうぞ。


 
 結果は予想に反して「4つのYES」でした。

 更に、番組の最後にあるセミファイナル選抜で選んでもらい、セミファイナルに進めることになりました。

 う~ん、全く予想していなかったのですが、嬉しい反面、セミファイナルがある11月またドイツでコロナ感染が爆発しているのでまた審査員に近づけない可能性があり、大変な状況になりそうです。

 というわけでドイツ・ゴットタレントに出演してきたお話でした。

 また次回報告します。

<関連リンク>
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