2021年を振り返る

 2021年も残すところあと1日となりました。

 2002年に日本を出国したので19年目の海外での年越しとなります。

 一体何をしていたのか分かりませんが19回目です。当時生まれた子供がいたらもうすぐ成人する年月です。

 というわけで2021年を少々振り返ってみたいと思います。

ロックダウンで年明け

 2020年から2021年の年越しはトルコのイスタンブールでした。この時期トルコでは新型コロナウィルス感染者が多く12月31日はすべての人が外出禁止となり早々に宿に戻ったのを覚えています。

 ところが、1月1日からは「外国人だけは例外で出歩いてもよい」ということで

こりゃ、いつも混んでいる観光地がガラガラかも

と思い観光地に向かいました。

 

普段は劇混みのイスティクラル通りもほぼ人がいない
【写真】普段は劇混みのイスティクラル通りもほぼ人がいない

 予想通りで外国人しか外出できない状態なので観光地はかなり空いている状態でした。いつもは混んでいるトプカプ宮殿もガラガラ状態。

 

トプカプ宮殿もガラガラ
【写真】トプカプ宮殿もガラガラ

 人通りが絶えることのない観光名所のブルーモスクの前も犬しかいません。

ブルーモスクの前も犬しかいない
【写真】ブルーモスクの前も犬しかいない

 とこんな感じで2021年が明けました。

年越しはイスタンブールで、2021年となりました

2月ブルガリアに移動

 2月1日にアベマテレビ「スピードワゴンのThe Night」に2回目の出演をさせてもらいました。

スピードワゴンのThe Nightに登場
【写真】スピードワゴンのThe Nightに登場

 そして2月の頭にバスでブルガリアに向かいました。当初は理由を書いていませんでしたが、ブルガリア・ゴットタレントに出演していて、次のステージのためにブルガリア語の練習が必要だったので

言語を学ぶならとにかく現地が一番

というわけです。

 2月のブルガリアは極寒で部屋にこもっていてあまりブルガリア語に接する機会がなかったのです。

 逆にクラブハウスという新しい音声SNSが登場してハマり、日本語ばかり話してどうしようもない状態でした。

クラブハウスで沼る、そして寝不足る

 しかも連日、ログインしては夜更かしするので寝不足気味です。

話題のアプリ、クラブハウス
【画面】話題のアプリ、クラブハウス

 こんなわけで2月は半引きこもりで終了しました。

3月寒さ和らぐ

引き続きブルガリアです。

ブルガリアの首都ソフィアの中心にある聖ネデリャ教会
【写真】ブルガリアの首都ソフィアの中心にある聖ネデリャ教会

爆発的人気だったクラブハウスが下火になりつつありましたが、引き続きハマり、19年前に広州であったタビフーフさんにもクラブハウス上で再会。クラブハウスに入り浸り状態です。

クラブハウスでクラブを立ち上げ、ますます沼る

 ブルガリアでは旅行者も新型コロナのワクチンが打てるという情報があり、移動の度にPCR検査が面倒で、コストがかかるのでワクチン一回目を接種しました。

4月自転車で移動開始

 セルビアに移動しようとしたのですが、コロナ禍のためバスが休止して移動手段がありません。そこで中古の自転車を購入して自転車でセルビアに向かいます。
 
 

この自転車でセルビアからコソボ、そして北マケドニアへ行きます。

 北マケドニア語はブルガリア語とほぼ一緒なのでここでブルガリア・ゴットタレント決勝に備えてブルガリア語の練習をしました。

 

北マケドニア首都スコピエのマケドニア広場
【写真】北マケドニア首都スコピエのマケドニア広場

 4月12日の放送でブルガリア・ゴットタレントの最初の収録が放送されました。なんとゴールデン・ブザーをいただきます。

 

 収録なので自分自身はゴールデン・ブザーのことを知っていましたが、放送まで他言禁止でした。

5月ブルガリア・ゴットタレント決勝戦

 5月は北マケドニアから自転車で決勝戦に備えてブルガリアに戻ります。

 決勝に備えて路上で練習を繰り返します。

実は路上がよい練習になる
【写真】実は路上がよい練習になる

 そしていよいよ5月29日決勝戦です。練習していたにも関わらず、リハーサルではブルガリア語が出てこずにうまくいきません。

リハーサルでこける

 生放送で行われました。

5月29日ブルガリア・ゴットタレントの決勝戦は生放送
【写真】5月29日ブルガリア・ゴットタレントの決勝戦は生放送

 優勝は10歳の暗算少年のカロヤン君となりました。

6月再びトルコへ

 無事に決勝戦の終わったので、再びトルコのイスタンブールへ。

新型コロナが少し収まり路上へ
【写真】新型コロナが少し収まり路上へ

 この時点でトルコの通貨リラが史上最安値を更新しました。(現在12月31日はこの時より下落しています)

7月久しぶりのイベント

ワクチン接種の普及により新型コロナウィルスが少々落ち着いてきました。イベントがポツポツと再開し始めました。

イベントが再開し始める
【写真】イベントが再開し始める

 イベントに参加するためにイタリアに向かいました。

8月ひたすら路上へ

 8月の頭に今年2回目となるスピードワゴンのThe Nightへのライブ出演がありました。

急ですが、8月2日深夜AbemaTVに出演することになりました

 新型コロナウィルス禍のためイタリアの路上ではシッカリ芸ができてませんでしたが、8月は久しぶりに毎日路上という日々でした。

 

8月はひたすら路上
【写真】8月はひたすら路上©ヒロさん

9月3回目のiUmor

 ルーマニアのテレビ番組であるiUmorに3回目の出演をしてきました。

 なんとリハーサル無しのぶっつけ本番で収録という今までにない経験をして、豪快に失敗しました。

ルーマニアのテレビ番組iUmorに3回目の出演をしてきました
 
ところが失敗シーンは丸ごとカット編集され、放送では何事もなかったようになっています。編集の力はすごいですね。

 9月の終わりにはイタリアのサルデーニャ島で行われた映画祭の合間にパフォーマンスをしてきました。

10月ブルガリアへ

 夏のイベントがすべて終了したので再びブルガリアです。

 ここで衝撃的な親子に会ってしまいます。この話はまた後程。

 数多くの世界のゴット・タレントに出演しているテーブルクロス引き芸人のウエスピーさんとルーマニア、イタリアに次いでブルガリアで3度目の再会。

 8月に収録していたドイツ・ゴットタレントDas Supertalentの放送がありました。

11月ドイツゴットタレントセミファイナル

 コロナ禍で行われた収録で審査員に近づけないという状況が一転、審査員に近づいてもよいとなりました。しかし依然人気はなかったので決勝に進めないだろうと思っていたらなんと、セミファイナルをパスして決勝戦に進めることになりました。

 

12月ドイツ・ゴットタレント決勝戦!

 12月のイベントと言ったらこれしかありません。ドイツ・ゴットタレントの決勝戦です。

 まさかセミファイナルを通過するとは夢にも思っていなかったのでネタなしだったのですが、どうにかこうにか挑みます。

 

 今回の優勝は10歳のオペラを歌るエレーナさんとなりました。

ドイツ・ゴットタレントDas Supertalent決勝戦

 そしてドイツはあまりに寒い12月、一気に飛行機でイタリアの南部のシチリアまでやってきてこれを書いています。

今年も色々ありました

 こうして振り返ってみると2021年も自分的には盛りだくさんでした。特にゴット・タレント系の決勝戦に2回進出できたのはとても良い経験なりました。

 冒頭にも書きましたが、日本を出国してから今回で19年目が終了します。

 こうして自分が無事で色々なことにチャレンジできるのも関わってくれている皆様のおかげです。直接か関りがないと思われている方も、この時代に生きている限りはお互いに何らかの関りがあるのではないかと思います。

 また過去に生きた方々の上に我々もいるので行きつくところすべてに感謝という気持ちです。

 本年度も本当にありがとうございました。

 いつも通りオチもなく終了です。

<関連リンク>
年越しはイスタンブールで、2021年となりました
倉庫で年越し
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