日記は前回の続きになります。 すでに2カ月近くが経過していておりますが、本人は元気にしております。9月5日の時点ではスペインのセビージャに来ております。
22年ぶりに韓国にサンパウロから向かうという内容になります。また韓国で出演したテレビ番組に関しての日記になります。
ネタ的にはいつもおなじみのネタですが。
サンパウロから韓国へ
南米最大の都市であるサンパウロから韓国に向かいます。ちょうど日本の裏側にあたる都市から日本の隣にある韓国までの道のりです。サンパウロからイスタンブールへまずは14時間のフライトです。再び手漕ぎで横断してきた大西洋を飛行機で戻ります。手漕ぎでは106日かかっていますが、飛行機であれば9時間です。これだけで飛行機がどのくらい早い乗り物かよくわかります。また機内では海水を真水に変える必要もありません、快適に空調された機内で寝ている間に大西洋を横断、アジアとヨーロッパをつなぐ都市イスタンブールへ。
イスタンブールから韓国へ一直線といいたいところなのですが、韓国ではテレビに出演予定なのでシンガポール経由をして韓国でテレビに映ってよいというビザを所得する必要がありました。というわけでイスタンブールから飛んでシンガポールとなります。
久しぶりのアジア圏はもちろんですが、周りがアジア人ばかりなのでなんだか自分が異国にいる感じがしませんでした。
シンガポールで22年ぶりに再会
今回の韓国への移動では多くの再開がありました。まずはシンガポールで22年ぶりの再会があります。
話はかなりさかのぼるのですが、2003年日本を発った翌年にシンガポールに到着し、そこから先には陸路がないので船でインドに行けないか模索していたのですが、港で寝泊まりしながら大きな船が来ては乗船は可能か?などと聞きまわっていた時シンガポールのレストラン経営者の方が少しだけお店のお手伝いをさせてくれたことがありました。
この話がすでに22年前なのでお店が存在しているかも不明なのですが、グーグルマップで検索するとまだ同じ場所にお店が存在することが判明。以前お世話になったオーナーはいるかと伺ってみることにしました。
さすがに22年という月日は人の人生を100年と考えると5分の1という短くない時間なのでお会いできないかと思っていたのですが、店が休憩中に訪れてみると、なんとお世話になったオーナがおられ再会できました。
22年前にシンガポールの港でひと月ほど寝泊まりして船を探していたのですが、その時大変にお世話になった方にお会いできました。
22年ぶりは今回の旅行中では最も長い期間を経ての再会。
お元気そうでなにより、当時の感謝の気持ち、自分も元気に続けてますとお伝えできました😭
←2002年
→先日 pic.twitter.com/AANjgdgach— 岩崎圭一@南米自転車走行中 (@bikeandmagic) April 17, 2024
当時は今よりもさらにお金のない状態で港で寝泊まりしていたのでかなりみすぼらしかったと思うのですが、それでも大変やさしくしていただき本当に助かりましたと伝えられました。それからその後も日本に戻らずに現在も進んでいるということもお話できました。
無事にシンガポールで韓国のビザを取得して、シンガポールから韓国へ向かいました。
韓国で母と再会
韓国ではテレビ収録のためおよそ2週間滞在する予定でした。ブラジルに比べると韓国は近いということで母が日本から韓国に会いに来てくれました。前回あったのがコロナの前のイタリアのミラノだったので、およそ6年ぶりくらい。
一人では心細いということで同年代の友人と二人で韓国を訪問してくれました。久しぶりなのですが、電話はもちろん、テレビの中継などで何度か顔を合わせていたので6年ぶりという感じはしませんでした。高齢になりつつある母ですが、韓国の南大門市場をスタスタと歩く姿を見て元気そうでなによりと思いました。
さらに23年ぶりというシムさんにお会いすることもできました。
23年ぶりにシムさんに再会
韓国のソウルに行くと決まってから23年前にソウルでお世話になったシムさんに会えるだろうかと考えていました。シムさんは2002年に韓国のソウルに到着した時に大変にお世話になった方で、その話は著書にも書いてあります。
2002年お金もろくに持っていなかった私をシムさんの家に家族と一緒に滞在させてくれ、植木屋で手伝うことを提案してくれて、さらに中国にわたる際にはチケットとそして中国では自転車を買って、それで進んだ方がよいと提案してくれた方なのです。詳しくは著書で話していますが、このシムさんのくれた3000円で中国のチンタオで自転車を購入したのが最初の一代目の自転車になります。
2002年はSNSというものが存在していなかったので、当時知っていたのはシムさんの電話番号だけだったのですが、フェイスブックにシムさんが登録してくれていたので連絡を取ることができ、お会いすることができました。シムさんの娘さんもお母さんになっていて、シムさんに孫が4人いると聞いて時の流れを感じました。
撮影が始まる
このザ・マジックスターというテレビ番組は韓国はもちろん世界からも招待したマジシャン42人が賞金1000万円を競って勝ち抜いていくリアリティショーです。今までいくつかのゴット・タレントに出演させてもらいましたが、ゴット・タレントはあらゆるジャンルの人が競い合います。歌の人もいれば、ダンスの人もいる、コメディもいればアクロバットも、という感じでどんな分野でもよかったのですが、今回はマジシャンばかり42人。どんな展開になるのでしょうか。
次回の日記ではザ・マジックスターの概要と結果などについて書きたいと思います。
今日もオチもなく終了です。
<関連リンク>
サンパウロからアジア方面へ
首都ブラジリア到着とNHK出演
まさかのゴールデンブザーでした!Britain’s got talent 2022
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