前回の日記で韓国のテレビ番組出演の話を書き切ろうと思っていたのですが、再会の話が長くなってしまい全く番組に関して触れられなかったので今回はどんな番組であったかという話と、結果報告です。
番組自体は2024年6月から放送が始まり、7月には終了していますので日記がかなり遅れていることがわかります。すみません。現在9月。
マジシャン同士が戦うリアリティショー
前回の日記でも書きましたが、このザ・マジックスターはマジシャンのみの勝ち抜き戦です。ゴット・タレントであればいろいろな才能(タレント)を持った人が一つのステージでタレントを競うのですが、今回はマジシャンのみ。マジックをする人が42人集まりそこから勝ち抜き戦です。
近年のゴット・タレント系の番組を見ていると韓国人のマジシャンは大変に活躍しており、また3年に一度開催されるFISMと呼ばれるマジシャンの大会でも好成績を残しているのも韓国からのマジシャンだったりします。
この番組では世界の色々な国からのマジシャンが参加していますが、やはり地元韓国からのマジシャンの参加が7割といったところです。つまりもちろん世界で活躍している韓国のマジシャンも多数出演するということになります。
あの有名マジシャンも
参加者はお互いに誰が参加するかと事前に知らされておりません、リアリティショーなので、誰が参加するかというところから撮影が始まっています。最初の撮影はマジシャン達が出会うところからです。会場に一人ずつマジシャンが姿を現し、有名マジシャンなどが登場すると「おおっ」とその場にいるマジシャン達が驚きます。
インターネットがない時代はマジックというとテレビ番組だけでしたが、近年は有名なマジシャンはYoutubeなどでお勧めに表示されるし、よいパフォーマンスはSNSを通じて拡散されるので、ネット上でよく見かけるマジシャンは知られるようになっていきます。
幾人かすでに知っているマジシャンがいて、いずれもSNSやYoutubeで見かけたというマジシャンでした。
・ドロシーオーク氏
鳩を素早く出す動画がYoutbeで1億回以上再生されていて、見た瞬間に「あの人だ」と思ったほどです
・エリック・チャン氏
3年に一度開催される世界のマジシャンの大会であるFSIMで優勝をしており、またアジア・ゴット・タレント、イギリスのマジシャンを集めたゴット・タレントの特別編集版などでも優勝しています。
・ソランジ氏
ポルトガルのマジシャンで赤い髪が印象深い女性のマジシャンです。赤い髪が特徴的で一度見たら忘れられないインパクトがあります。2024年のアメリカ・ゴット・タレントでは決勝まで進んでいます。
・ユウ・ホジン氏
ユウ・ホジン氏もエリックちゃん同様にFISMの優勝経験があり、また近年ではアメリカ・ゴット・タレントの決勝戦まで進んでいます。若いころの動画をYoutubeで見たこともありました、地元韓国の最有力候補といってもよいでしょう。
といった具合でまだまだ「見たことをある」というマジシャンがまだまだおりましたが割愛。また日本からも私以外に和風の手品をされIzuma氏、コメディマジックをされるサイクロンZ氏なども参加しておりました。
いよいよ1回戦開始
マジシャンが出会うシーンの撮影から始まり、いよいよ一回戦が開始します。一回戦はマジシャンが一対一で戦い勝ち抜くというものです。方法はマジシャンが対になり演技をして、審査員、観客、マジシャン達からの得票数で勝ち負けを決めるというもの。
対戦相手はどのように決めるのか?疑問だったのですが、すごい方法で決めていました。簡単に解説すると人気のあるマジシャンから対戦相手を指名していくという方法です。
人気・尊敬される投票をした結果、韓国のユウ・ホジン氏が1位を獲得し、そのユウ・ホジン氏がマジシャンの中から対戦相手を指名するというものでした。実力、人気一番のユウ・ホジン氏に指名されたら、ここにいる誰もが勝てる気がしないでしょう「一体どのマジシャンを指名するのか?」大注目の指名となります。そしてユウ・ホジン氏が指名したのがなんと、人気2位であったエリック・チャン氏。「うわっ」いきなり事実上の決勝戦かというかの組み合わせ。驚きました。
このように人気投票をしてその得票数が多いマジシャンから次々と対戦相手を指名していきます。本当に有名マジシャンに指定されるとかなりつらい。相手の実力がわかるだけについらと思いました。
私は韓国のマジシャン・チャンヤップ氏に指名されます、彼もストリートマジシャンなのでストリートマジシャン対決となるわけです。ここで組み合わせが決定。
翌日の収録日にいよいよ1対1の対決が開始されます。42人のマジシャンがいるので21回の対戦が行われることになります。順調に対戦が進みます。注目のカード、ユウ・ホジン氏とエリック・チャンの対戦ではユウ・ホジン氏が勝利をしました。そしていよいよ我々の番です。
まずチャンヨップ氏が先行でマジックを披露します。ストリートマジシャンなので私同様にステージから降りて審査員とコミュニケーションをとりながらのマジックです。審査員も韓国人なのでコミュニケーションは問題はありません、かれが接近してマジックを披露して終了。
次は自分の番です、付け焼刃的に韓国語をところどころ使いますが、なかなか言葉が出てこずにつっかかる部分もあります。ネタはいつも通りのものです、全く変化しません、いつも通りのパフォーマンスを韓国語を織り交ぜて行ったという感じです。
二人の演技が終了すると、7人の審査員がどちらが良かったかを投票し、さらに観客の投票も加わります。票を多く獲得した方が一回戦を勝ち抜けるという方式でした。
投票の結果、一回戦を勝ち抜くことができました。一回戦の演技はYoutubeで視聴できます。
そして2回戦に進みます。
一気にまとめようとしたのですが、長くなったので今日はこの辺で。
またいつも通り落ちもなく終了です。
<関連リンク>
韓国のテレビ番組「The Magic Star」に出演
サンパウロからアジア方面へ
目的地の一歩手前でなぜかカタールへ
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