いつものことでして、また前回の更新からだいぶ日にちが経過してしました。今見返してみると既に2カ月近くです。せめて月に一回くらいは更新していきたいと思っているのですが、近年は数多くのSNSと呼ばれるものが存在していまして、そちらの更新にいそしんでいるとついついブログの更新がおろそかになるといったところです。
最新情報はX(旧ツイッター)またはインスタグラムでブログより頻繁に更新していますので、そちらもよろしくお願いいたします。
例えばX(旧ツイッター)ですと、週に5~7回、ほぼ毎日更新しています。
南米最高峰のアコンカグア標高6960mは少し遠かったのでチャレンジできませんでしたが、ラパスから標高が6088mのワイナポトシにチャレンジできるというので、ちょっと行ってみようと思います。エベレストからかなり時間が経っていますし、歳もとっているので無理せず、できる範囲で行けるところまで。 pic.twitter.com/DHJyzyJj3q
— 岩崎圭一@南米自転車走行中 (@bikeandmagic) March 18, 2025
今回は続きということで、タイトルにあるようにアルゼンチンからウルグアイの走行日記です。
首都のアスンシオンからすぐ
パラグアイとアルゼンチンは地図を見てもらうとわかるのですが、かなり広く接しています。パラグアイはその他、北にブラジル北西にボリビア、そして南はほとんどがアルゼンチンと国境を接しており、パラグアイからアルゼンチンに向かうのは容易です。
特にパラグアイの首都のアスンシオンからはアルゼンチンへの国境へは40㎞くらいです。なのでアスンシオンを出発すると自転車でもその日のうちにアルゼンチンに入国できます。
というわけでお昼ごろに宿を出発してアスンシオンの街を抜けていきます。途中、こちらでラーメン屋を経営されているケイコさんに「アルゼンチンに行く前に立ち寄ってください」とお声をかけていただいたのでケイコラーメンさんに立ち寄ります。
ケイコラーメンという名前なのでもちろんラーメン屋さんです。まさかパラグアイで日本人の経営しているラーメン屋があるとは驚きです。ケイコラーメンさんに立ち寄るをケイコさんや在住の方が迎えてくれて、ケイコさんのおすすめである海鮮ラーメンをごちそうになりました。ごちそうになって申し訳ないので、短いのですが私も少し手品を披露。おなかいっぱいでアスンシオンン街を出発できました。ここまでは前回の日記に書いています。

いよいよアルゼンチン
日中にアスンシオンを出発したのですが、大きな橋を越えたりして結局国境に到着した時は夕暮れでした。新しい国に入る時はなるべく日中を目指しています。なぜなら国境をまたぐとガラッと雰囲気が変わったり、治安が変わったりするからです。実はこの日はパラグアイ側で夜を明かそうと思っていましたが、アルゼンチン側にはすぐキャンプ場があるという情報があったので夕暮れ時でしたが、国境を超えることにしました。
夕暮れ近くに国境に到着、そのままアルゼンチンに入国。

正確にはアルゼンチンの入国は2回目になります。1度目はイグアスの滝見学の時にアルゼンチン側に自転車で1日だけ入国しているからです。今回はアルゼンチンを走行してウルグアイまで行く計画です。
アルゼンチン最初の夜は
自転車で新しい国に入った時、一番に考えるのが「どこで寝られるだろうか」なのです。国が変わるとルールも変わり、既述したように治安も変わってきます。またガソリンスタンドのルールも変わったりするのでガソリンスタンドで泊めてくれなくなったりもします。こういうことを考慮するとやはり日暮れ前に国境を超えるのはよくないのです。最近ではインターネットで事前に国境を越えた先に何があるかがおおよそ検討がつきますが、それが果たして正確な情報なのかは行ってみるまで分かりません。こと南米では地図に表示されていても、そこには何もないということも多々ありました。今回はキャンプ場があると見越して国境を越えましたが、はたしてキャンプ場はあるのだろうか?と疑問を抱きつつアルゼンチンに入国です。
上の地図では国境を越えてすぐにキャンプ場のマークがあります。国境を越えてからすぐにそのキャンプ場を目指します。既に辺りは薄暗くなってきています。見知らぬ町で日が暮れるのはかなり心配です。キャンプ場へ急ぎます。
本当にあるのか?と不安でしたが、地図の場所に行くとそれらしい看板があって営業をしているようでした。10月は南半球では春の手前という感じで、アウトドアには季節外れです。受付というか管理者の人がいて、テントで宿泊できるという話でホッとしました。テント宿泊で3000ペソおよそ450円ほどです。
キャンプ場には一応、洗面所、トイレなどもあり、何より敷地がキチンと囲われているので安心して眠れます。管理の人に聞くとシーズンオフで営業していない施設内のレストランの軒下にテントを張ってよいと言われたので、そこにテントを張らせてもらいます。屋根があると夜中の雨も防げるので大分快適でした。

何もない直線道路
アルゼンチン初日はキャンプ場のおかげで安眠でした。翌日早朝からアルゼンチンの走行を開始します。地図を見ると次の街までおよそ110㎞その間何もない直線道路です。大抵の場合、地図で何もないということはあっても途中に商店などがあったりしますが、ここは本当に100㎞何もなし。もうひたすら走る続けるのみでした。休憩できるスポットもないので休む時は道路の端によって、立って休憩です。

自転車旅行者には20~30㎞くらいで町の一つや、商店のひとつがあると嬉しいのですが、もうほんと何もない。加えて車道の路肩もあまりないので車がもうスピードで通り過ぎていくのはヒヤヒヤします。何もないと休憩もできず、ひたすら自転車をこぐことになってしまします。前々日まで自転車にしばらく乗っていなかったのでいきなり100㎞越えは筋肉痛がひどそうだとそんなことを考えながらペダルをこぎます。
夕暮れというかもう半分暗くなったころに町の明かりが見え、町の入口にガソリンスタンドがあり、そこの店員に「テントを張ってもよいですか?」と尋ねると問題ないということでこの日はガソリンスタンド泊となりました。

久しぶりの自転車で100㎞を超えたので疲労感がすごく、もう倒れこむようにテントに潜り込み、アルゼンチンは町と町の間隔が広く、間に何もないのでなかなか大変そうだと思いながら寝ました。
ウルグアイまで一気に書く予定だったのでしたが今日はこの辺でオチもなく終了です。
<関連リンク>
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