ボリビアに入って驚いたこと

 本日は2025年10月14日ですので、日記との差がおよそ10カ月。この差を埋めるべく連日更新しています。本人はパナマの首都パナマシティに滞在しています、この滞在中にどこまでこの差を埋められるかに挑戦中です。以前、出発した当初はブログのみでしたのでこれに注力できたのですが、近年は色々なSNSと呼ばれるものがあり、それらの更新をすると、ブログがどうもおろそかになるという。人の流れもブログよりもアクセスが簡単なSNSが主流になりつつあると感じている今日この頃です。

というわけで今日もSNSの宣伝を。

今回の日記は前回ボリビアに入国してからボリビアで驚いたことなどです。

ボリビアにも平地がある

 ボリビアと聞くと真っ先に頭に浮かぶのが「ウユニ塩湖」でした、あの一面の鏡張りの景色、一度は写真などで見たことがあるのではないでしょうか。

【写真】ボリビアといえばウユニ塩湖というくらい有名

 そして地図を見るとわかるのですが、ボリビアは内陸の国で海がありません、またアンデス山脈に国土の多くが含まれているので勝手に山の国というイメージでした。

 ところが実際走りだしてみるとボリビアにも平野があり、広いのです、これがまず驚いたことの一つです。自転車で走りだすとわかったのですが平野部が広がっていて、この地はパラグアイ同様ボリビア国内でもチャコ地方と呼ばれているようです。聞くと1932年から1935年にかけてチャコ戦争と呼ばれる戦争がパラグアイとボリビアの間であり、このチャコの地方を取り合ったのだとか、戦争ではパラグアイが勝ちチャコ地方の大部分を所有することになったとのこと。パラグアイのチャコ地方を実際に走ったのですが、広い平野で農業はもちろん、地下資源も豊富なのでどちらの国もここを欲しかったのだなと。

詳しくボリビアの地図を見ると国土の3分の2は平野であることがわかります。

 

 パラグアイから入国した私は、平野部を走ってボリビア最大の都市サンタクルスへ。

 道中色々な動物注意の看板がありました。

【写真】色々な動物が出てきますの標識

 ボリビアの道路はのんびりしていて、確かに色々な動物が路上にでてきました。

【写真】主に家畜が路上に登場

 牛ものんびり道を歩いていました。

【写真】牛も道に出ています

 ボリビアの平地をこちらものんびりと進んでいきます。

ボリビア最大の都市サンタクルス

 国境を越えてから8日間走り、無事にボリビア最大の都市であるサンタクルスに到着しました。サンタクルスは首都でもないのですが、人口180万人を有するボリビアで最も大きな都市となっています。さすが、今まで通過してきた町や村とは規模が違います。交通量も桁違い、動物が路上にでてくる余裕はありません。たぶん。

 

【写真】ボリビア最大都市サンタクルスに到着

ここで驚きの事実

 サンタクルスにやってきて、ここで初めて分かったことがありました。ボリビアの両替には2種類あるということです。一つは正規のレート。通常の銀行などでドルを換金すると1ドルが7ボリビアーノになります。グーグルなどで換金率を検索してもこのレートが出てきます。しかしボリビアにはもう一つ非公式なレートが存在して、市民の間ではこちらのレートがよくつかわれています。どちらかというとこちらが一般的なレートといってもよいでしょう。

 例えば先ほどの1ドルも、市場などの換金所で換金すると11ボリビアーノになります、公式では7、非公式では11という差が4ボリビアーノもあるのです、簡単に1.5倍違うのです。

【写真】市場にある両替所

 この非公式はなぜ存在するのかというと、政府の取り決めより、一般の市場の方が優先されているということです、よくわからないと思いますが。簡単に言うとボリビアの人はドルが欲しいので勝手に値上がりしているというところでしょうか。実際はこんな簡単な話ではないですが、こんな感じです。

【写真】時々路上でも両替している人を見かける

 そしてまとめると、この非公式レートを使い両替をすると、物価がいきなり安く感じます。なぜなら今まで4ボリビアーノだったコーヒーは正規だと50セント、ところが非正規だとおよそ30セントということになるからです。

 ボリビアの方には申し訳ないのですが、旅行者にとってはこの非公式のレートが存在することにより大分助かりました。

 今回は以上です。

<関連リンク>
ボリビア入国
チャコ地方の恐怖
南米の北上を開始
ツイッターで更新、最新情報をつぶやいています。

 

最新情報をチェックしよう!

20 南米編の最新記事8件