前回の日記でも言及いたしましたが、2025年10月11日現在、中米のパナマ共和国、首都パナマシティに到着しています。日記と現在との差が大きいので、少しその差を縮めるべく更新しております。
いつもの宣伝になりますが、SNSで日記に比べると頻繁に更新しています。
パナマの首都パナマシティに滞在中。
パナマにも日本人学校があり、そこでパフォーマンスの機会をいただきました。中米にも日本人学校があり、ここで生活して学んでいる日本人の子供達がいるのは驚きでした。
ブログがこの23年間でもっとも酷いウィルスに感染し崩壊。引きこもって修復の日々です。 https://t.co/b3J2clOqq5 pic.twitter.com/ArtuVkZbay
— 岩崎圭一@中米自転車走行中 (@bikeandmagic) October 9, 2025
というわけで本日の日記です。前回はブエノスアイレスからハワイ、ウルグアイからベトナムとパフォーマンスのため移動していましたが、年内はひと段落。南米の南下もひと段落したのでウルグアイから北上するという話になります。
ウルグアイから北上
手漕ぎのボートで南米に到着した当初はウルグアイは南米のかなり南に位置しているので、「まぁ、ウルグアイに行くことはないだろう」と思っていたのですが、ブラジルを南下して、パラグアイに入国するとなんだかウルグアイが近くに見えます。パラグアイの首都アスンシオンにくれば、もうウルグアイまで900㎞の距離。古き知り合いもいることだしウルグアイまで足を延ばすか!となったわけです。
その知り合いというのが自転車を預かってもらったフェルナンドさんだったわけです。無事に26年ぶりにフェルナンドさんに再会でき、ウルグアイも訪問できたのでもはや思い残すことはありません、ここからは北に向かって走りだします。
というわけでウルグアイをまずは北に向かって走り始めます。ウルグアイはかつて南米のスイスと呼ばれていたらしく、治安の面でも他の国に比べて圧倒的によく感じます。特に田舎は本当にあまり治安のことを気にせず走れる感じでした。

治安がよい感じであったのでウルグアイではガソリンスタンドに聞くこともなく、郊外の空き地でよくテントで寝ました。

またウルグアイはそれほど大きな国でなかったので4日ほどで北のブラジルとの国境へ。
ウルグアイから再びブラジル
ウルグアイはほとんどの国境をアルゼンチンと接していますが、北部はブラジルと接しています。というわけで今回はブラジルに再入国です。ブラジルは北の国境から南の国境まで4カ月近く走ったのでかなり親しみがあります。
このウルグアイとの国境はかなり特殊で、ウルグアイ側がイミグレーションがあり、出国のスタンプを押してくれますが、ブラジル側はイミグレーションがなく、そのまま入国となります。聞くと、イミグレーションはここから75㎞離れた町にあるのだとか。そこまではスタンプなしでの入国です。国境では国により緩衝地帯というのがありますが、この緩衝地帯は今まで最大。警察にパスポートの提示を求められたら問題にならないことを祈ります。

イミグレーションがないといっても国境を超えるをそこはブラジル。国境を越えてすぐに軽快な音楽が聞こえ始め、どこからともなくお肉を焼いたアサードのにおいが漂ってきます。こういったことで「ああブラジルに戻ってきたんだな~」と、静かめなウルグアイに比べるとブラジルはとても陽気な国に感じます。そして言葉もスペイン語からポルトガル語へ。
予定ではブラジルの南部を走り、次のイミグレーションからアルゼンチンに入る計画です。距離にして75㎞だけです。
アルゼンチン再び
ブラジルの75㎞を1日で走り切ると、イミグレーションのあるウルグアイアナという町につきます。ここからアルゼンチンに入り、さらにパラグアイに向かう予定に。わかりにくいので地図を載せます。

またアルゼンチンの道はほぼ路肩なないのでこれは自転車旅行者にとってはかなりつらいし、トラックが通りすぎる時などかなり怖いです。

アルゼンチンではほぼガソリンスタンドにテントを張ってよいか尋ねてテントを張らせてもらいました。

4日間で369㎞を走りパラグアイへ
そして再びパラグアイ
アルゼンチンをあっという間に抜けて再びパラグアイに戻ってきました。パラグアイは色々な意味で自転車旅行しやすい国です。まず道路に路肩がしっかりある。そして運転もそれほど荒くない。物価もアルゼンチンに比べると大分安いのでそれも助かりす。人々ものんびりしていて穏やか。これは国境を越えてパラグアイに入った時から、正確にはイミグレーションの人が既に感じがよかったです。

1号線を北に向かい走行しています。
パラグアイは人がとても穏やかに感じます。チパというチーズ風味の輪形のパンを買うと店員さんが「これも持っていけ!」ともう一つおまけしてくれました。
物価もインフレの激しいアルゼンチンに比べると色々半分くらいの価格。写真のお昼が6000グアラニ118円。 pic.twitter.com/caDu8k2lNY
— 岩崎圭一@中米自転車走行中 (@bikeandmagic) December 14, 2024
パラグアイをとりあず首都をのアスンシオンまで走行しそこからパラグアイ北部チャコ地方を抜けてボリビアに向かう予定です。
オチもないですが今日は以上です。
<関連リンク>
アルゼンチンからウルグアイ
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韓国からブラジル、そしてパラグアイへ
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