現在2025年10月12日と日記2024年12月の差が大きいのでこの差を埋めるべく更新にいそしんでます。時差を埋めるためにかなり大雑把な日記となっていますがご了承ください。
最近は冒頭でX(旧ツイッター)の宣伝ばかりでしたが、インスタグラムにも一応登録しており、このブログよりも更新頻度は高めですのでご興味ある方はご覧ください。
今回は再びパラグアイに入国し、首都のアスンシオンを目指して走行しているところからです。2024年12月頃のお話です。
首都のアスンシオンを目指す
アルゼンチンからパラグアイに入ると、パラグアイの走りやすさを感じずにはいられません。人もアルゼンチンに比べて穏やかに感じます。アルゼンチン側を通ってボリビアを目指すこともできましたが、やはりパラグアイの印象が良かったのでパラグアイを抜けてボリビアを目指すことにしました。

パラグアイの最初の都市エルカルナシオンから首都のアスンシオンまでは国道1号線でおよそ360㎞。山もないので4日で到着。

ありがたいことにアスンシオンではまたパフォーマンスの依頼をいくつかいただき、パフォーマンスをする機会がありました。

また前回もお世話になったケイコラーメンさんでもパフォーマンスの機会をいただき、その際にはざるそばなど貴重な食べ物をいただきました。

そしてこのアスンシオンで生まれて初めての経験をします。
まさかのプライベートジェットに乗せてもらう
この2度目の訪問のパラグアイでは今までの人生で経験したことのないことを経験させてもらいました。パフォーマンスの依頼をパラグアイ国内の方からいただました。車で3時間くらいのところだったのですが、その方がちょうどその土地まで送りますという話をしてくださり、当然「車」でと思っていました。しかし指定された場所は飛行場なのです、飛行場から車が出発するのかな?と思っていたらなんと個人所有のジェット機。いわゆるプライベートジェットだったのです。これには驚きました。

今回300km先のパフォーマンスに向かうための移動、なんとプライベートジェットに搭乗させていただきました。
この23年間の旅行中はもちろんですが、人生でも初めて個人所有のジェット機に。
わたくし、よい年なのですが、かなり驚き、はしゃいでしまいました。しかし貴重な体験でした。感謝です。 pic.twitter.com/J6MkBoTRsM
— 岩崎圭一@中米自転車走行中 (@bikeandmagic) December 20, 2024
先方でも無事にパフォーマンスをさせていただきました。帰りには車にてアスンシオンに戻りましたが、プライベートジェットに乗せてもらったのは思い出に残る貴重な時間でした。
年末にアスンシオンを出発
パラグアイの首都でそうこうしているうちに2024年の年末が迫ってきました。年内には出発したいと考えていたのでどうにか2025年が明ける前にはアスンシオンを出発。このページの最初に乗せた地図を見てもらうとわかりますが、パラグアイの北部、チャコ地方を通過します。
このチャコ地方、現地の人に聞くと何にもない平地が広がっているということです。山岳部では大変ですが、平地が広がっているのであれば自転車では何の問題もありません。ボリビアの国境までおよそ700㎞、いざチャコ地方へ。
初日はテントを張るところを探していると、自転車乗りの人に声をかけられて、その流れでパラグアイ軍の建物の中にテントを張らせてもらいます。

そしてついに2024年の大みそか、この日はガソリンスタンドでテントを張らせてもらい2025年が明けました。

チャコ地方の恐怖
そしていよいよ最後になりましたが、この日記のタイトルである「チャコ地方の恐怖」です。一体何が恐怖なのか。チャコ地方は現地の人が言っていた通り、まっ平な直線道が永遠と続いています。
人が少ないので治安も問題ありません、村やガソリンスタンドがポツポツとあるだけです。では何が恐怖か?
それは「蚊」です。このチャコ地方の蚊、ものすごい大きくて強いのです。そして数が多い。なおかつ日中も活動するのです。蚊といえば夕暮れ時に出てきて何匹か飛び回るというのをイメージしますが、ここのチャコの蚊は違います。
日中に何百匹と襲ってくるのです。何百匹は大げさですが、何十匹は襲ってきます。自転車を漕いでいる時はそれほどでもないのですが、自転車を止めると必ず蚊が寄ってきます。
恐ろしいのは、チャコ地方は日差しが強く、時々ある木などの日陰で休もうとすると、もう大変です。蚊の大群に囲まれて「うわっ」ということに。そして蚊を追い払えない、蚊が自転車に付き、自転車を走らせてもずっとくっついてくるので、そして自転車を止めた時に再び、襲ってくる。
それがわかってからは休憩するのも、日陰には入らず、歩道で休みます。

また虫よけスプレーを持っていたのですが、これも効かない。厳密には効果はあるのかもしれませんが、スプレーがついていないところを狙って刺してきます。最も恐ろしいのは服の上からもさしてくるということです。蚊のサイズが1㎝くらいあるのもいて、そういうのが服の上から容赦なく刺してきます。恐ろしい。
パラグアイ北の平野部、ちょうど国境までの半分くらいまで進みました。
色々な動物が出現するようですが、今のところ動物よりも蚊。木陰で休むと大袈裟でなく100匹くらいに囲まれて大変なことになります。
しかも自転車にくっつき、隠れて、休憩すると現れてきます、日中でもお構いなし、強い。 pic.twitter.com/1i7bWvMTVA
— 岩崎圭一@中米自転車走行中 (@bikeandmagic) January 4, 2025
追い払っても追い払ってもどこからか蚊がやってくる。このチャコ地方で印象に残っているのは蚊との闘いでした。
蚊に刺されながらも進んでボリビアの国境を目指します。
今回は以上です。
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