2015年7月15日
イタリアのブリンディシからフェリーに乗りアルバニアのブローレVloreを訪れてみました。その感想と物価を少々
イタリアから来て驚いたこと
フェリーが到着したターミナルを出て、街に一歩踏み出すと、すぐに闇両替を持ちかけてくる人が寄ってきました。イタリアではこんなことはなかったので驚きました。
路上で両替してくれる人はあまり西欧にはいないので新鮮にも感じます。
また同時に物乞いもすぐに寄ってきて、お金をせがむのでこれもショックでした。
もちろん他の国にも物乞いはいますが、もう少し控えめな物乞いの印象です。
アルバニアの物乞いは少しアグレッシブな感じがしました。
自転車で走った感想
自転車で街を走行しましたが、路面の状態が非常に悪い。舗装もところどころはげていて段差があります。
歩道と車道がありますが、歩道から車道へのスロープがない場合が多く、自転車をイチイチ下りて下ろさねばならず大変でした。車椅子の人にはとても大変かもしれません。
わき道は未舗装のところも多くありました。
また多くのゴミを路上で見かけました。
人と言語
人はイタリアよりもフレンドリーな印象を受けました。
カフェに入ると店員が笑顔になったりします。対応も旅行者が珍しいのか丁寧な人が多かったです。
言葉はアルバニア語が主流ですが、片言の英語を話す人、そしてイタリア語を話す人が多い。話す場合、殆どの人がこちらがアルバニア語を理解しないと思って英語で話しかけてきます。
またイタリア語話者も多く、これはイタリア人には旅行しやすいかもしれません。
物価を少々
アルバニアの通貨単位はレクです。
両替はメインの通りに数件あります。日本円からの両替よりはユーロからの両替お勧めです。
100レクがおよそ100円なので日本人にとっては値段の感覚を掴みやすいと思います。
物価は全体的に日本と比べて安く感じました。
例えばカフェテラスに座ってカプチーノを飲んで150レク150円です。
ファーストフード店でケバブを食べると150レク150円となります。
インターネット
インターネットカフェはよく見かけました。
WIFIでインターネットにつなぎたい場合は、カフェでWIFIのあるところに行くとよいでしょう。
しかしカフェにWIFIのマークを掲載しているところがあまりないので、WIFI接続機器でWIFIを感知してから、そのWIFI名が店の名前と一致したら店に入るのよいかもしれません。また直接店員さんに「WIFI」と尋ねるのがよいでしょう。
殆どのWIFIはロックがかかっててフリーのWIFIを捜すのは困難でした。フェリーターミナル付近に電波がありましたが、インターネットはできませんでした。
またカフェでWIFIがあった店も非常に通信速度が遅かったです。
しかし二件目に入った店はストレスなくインターネットができました。
もしアルバニアに長く滞在予定ならばインターネット用のSIMを購入してしまうのも一つの方法かもしれません。
気候、気温
ブローラはアルバニアの中でも南に位置し、イタリアの地図を見て比べても分かりますが、ほぼイタリアのかかとに近い緯度にあります。したがって7月のブローラはかなり日差しが強く、気温が高かったです。
日中はあまり出歩かないほうがよいくらいの日差しと気温でした。湿度は少なめでカラッとしていたので、日陰にいればそれほど不快ではありませんでした。
まとめ
イタリアなどの西欧からアルバニアを訪れると道路の悪さやゴミの多さが目につくかもしれません。
しかしヨーロッパに比べて人の距離が近いと感じることがありました。それはカフェに入った時の店員だったり、店の人の笑顔だったりします。
物価は全体的に安め、英語も比較的はなせる人が多いので一度訪れてみてもよいかもしれません。
今回は以上です。
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