世界遺産登録数が世界一を誇るイタリア。2020年の時点でイタリアの北部から南部まで55件が登録されています。
これほど見どころが多いとどこを訪れたらよいか迷ってしまいます。
今回はイタリアを旅行するのであればとりあえずこの都市というのを3つあげました。
世界遺産とは
世界遺産とは何か?日本語のウィキペディアに解説がありました。
文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。(引用:ウィキペディア)
要するに「人類が保護すべき過去の遺産」ということではないでしょうか。世界遺産の中には自然も対象になっているものがあり、その場合は世界自然遺産と呼ばれます。
イタリアには世界文化遺産、世界自然遺産を含めトータルで55の世界遺産があります。
世界遺産だけで55つも見どころがあるわけですが、今回は3つの都市に絞りました。
ローマ
イタリアで訪れるべきは首都のローマです。
歴史の勉強をしていれば必ず耳にするローマです。格言も多く「すべての道はローマに通ず」や「ローマは1日にしてならず」なども聞いたことがあるでしょう。
ローマの歴史は古く紀元前8世紀ごろには人が定住していたといわれています。
紀元前7世紀には都市国家としての整備が整ったといわれ、現代までの2500年以上の歴史があります。
何度も歴史の表舞台に現れた、ローマ、永遠の都と称されることもあります。
数あるローマの遺跡はローマの歴史遺跡群として世界遺産に登録されています。
コロッセオをはじめと、世界の中でも有名な歴史的建造物が多く、みどっころが満載です。
また歴史遺産だけでなk、「トレビの泉」や「真実の口」といった一度は聞いたことのある観光名所もローマにあります。
また世界最小の国であるバチカンもローマにあります。
ローマの観光地をあげるときりがないほど多くの場所があるのがローマです。
イタリアを旅行するのであれば外せない都市です。
ベネチア
ローマが永遠の都と呼ばれるのに対し、水の都と呼ばれるのがベネチアです。
世界広しと言えども水上に作られた街はこのベネチアだけです。
ベネチアはイタリアの北部のアドリア海に面した潟、浅瀬に杭を打ち込みその上に作られた街で
やはり1000年以上の歴史があり、水路を巡らせたその独特の構造、景観などから世界でも有数の観光地になっています。
もちろん「ベネチアとその潟」として世界遺産に登録されています。
ベネチアの街には水路が張り巡らされており、その水路をゴンドラや水上ボートがゆっくりと抜けていく光景はベネチアならではのものです。
また歴史的な建造物もあります。
一生に一度訪れてみたい水の都です。
フィレンツェ
永遠の都、水の都の次は「芸術の都」フィレンツェです。
フィレンツェも市中心部の歴史地区が世界遺産に登録されています。
フィレンツェは15世紀、ルネッサンスの中心的な街でした。
街を歩くと分かりますが、街の至る所に目を止めてしまうような建造物や彫刻があふれています。
またフィレンツェを支配していたメディチ家の美術品を集めて収蔵しているウフィツ美術館はイタリア国内最大の美術館であり、質、量ともに最高と言われています。
レオナルド・ダ・ビンチ、ボッティチェッリ、ミケランジェロやラッファエッロといった巨匠の作品も陳列されています。
今も多くの芸術家達が集い学んでいるのがフィレンツェです。
先に紹介したローマとベネチアの間にあり、鉄道のアクセスしやすい場所にあります。
国内移動は鉄道がお勧め
今回紹介したイタリアの3都市ですが、移動は鉄道がお勧めです。イタリアにはイタリア全土を網羅しているTreniitaliaトレニイタリア社の鉄度、また主要都市を結ぶイタロと呼ばれる日本でいう新幹線があります。これらを利用すると、ローマ、フィレンツェ、ベネチアもストレスなく移動できます。
以前の記事で鉄道の移動方法を説明していますのでそちらもどうぞ。
簡単!イタロitaloの予約、乗車券購入、最新時刻表、実際の乗り方まで
【画面付き解説】イタリア新幹線フレッチャロッサの乗車券予約方法オンライン
などを参考にイタリアの鉄道旅行を楽しんでください。
今回はイタリアを訪れたら必ず行きたい3都市の紹介でした。
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