ピザの発祥の地とされているナポリ。
ピザの種類も多くあります、今回はナポリの揚げピザの制作手順を解説します。
調味料や詳しい分量の表記はありません。揚げピザが完成するまでの大まかな流れです。
揚げピザの有名なディ・マティオで撮影させてもらいました。
→【写真付き】ナポリ お勧めの揚げピザとはディ・マァティオ
ナポリ名物揚げピザの有名店と言ったらディ・マテオではないでしょうか。ディ・マテオはスカッパナポリと呼ばれる、ナポリの下町地域にあるピザ屋です。
もちろんピザもおいしいと評判で、金曜、土曜日の夜は多くの人が並び待つビザ屋でもあります。
揚げピザとは
通常のピザは窯に火を入れて、その中にピザ生地に具をのせたものを入れて焼きます。
世界の人が食べているピザはほぼこのスタイルで窯で焼いたり、オーブンで焼いたりしたものです。
揚げピザは焼いたピザではなく、文字通り「揚げた」ピザになります。イタリア語でも「Pizza Fritta」(ピザフリッタ)となり、そのまま揚げたピザという意味です。
焼いたピザに比べて、ピザの生地が揚げた独特の触感になります。
作り方手順
今回はディ・マテオで揚げピザの作り方手順を見学させてもらいました。ただし、材料の作り方、調味料の配合等は分かりません。
大まかな流れのみです。
・ピザ生地をこねて、円形にする
ここまでは普通のピザと作り方が一緒です。
余談ですが、ナポリのピザ職人の生地生成はユネスコの無形世界文化遺産に登録されています。
・ピザの生地に具をのせる
円形にしたピザの生地に具をのせます。
ディ・マティオの場合はモッツアレラチーズとトマトソース、ベーコンみじん切りなどです。
・二つに折り半円上にする
具を載せたら、円形のピザ生地を半分に折ります。
・生地のふちをたたく
二つ折にした生地のふちをたたいていました。おそらく揚げた時に空気が漏れないようにと口が開いて具が飛び出てしまうのを防ぐためだと思います。
かなり強めにふちをたたいていました。
・生地を全体的に伸ばす
ふちをたたいたのち、生地を全体的に伸ばしてしました。最初の状態の2倍くらいの大きさになるまで引っ張る感じで伸ばしていました。
・油に入れる
いよいよ揚げに入ります。生地を油の中に入れます。
・ひっくり返したり、油をかける
油に入れた生地が見る見る、膨らみ、白かった生地が褐色になってきます。油の中の生地をひっくり返したり、油をお玉ですくって生地にかけたりしていました。
・全体が褐色になったところで油から揚げる
白い生地のすべてが揚がった感じになったら油から出します。揚げすぎて焦げない程度でしょうか。
・完成
油から出したら、完成です。
温かい内に食べる
揚げピザだけでなく、焼いたピザもそうですが、温かい内は生地が柔らかく、食べやすいです。冷えると生地が固くなりおいしさが半減してしまします。
揚げピザも温かい時に食べるのがお勧めです。
今回は以上です。
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