ピザの発祥地とされるイタリア南部の都市ナポリ。
ナポリには数多くのピザ屋があります。
中でも人気が高いジーノ・ソルビッロ。
今回は著者が実際に食べたピザを紹介します。
ソルビッロのメニュー構成
人気ピザ屋のソルビッロのメニューはおおよそ3種類に分けられます。
・家族ネームのピザ 23種類
・スペシャルピザ 6種類
となっています。
定番のピザはマルゲリータやディアボラ、マリナーラなどナポリのピザ屋ではよく見かけるメニューです。
家族ネームのピザはソルビッロのオリジナルで家族の名前がついています、そしてメニューには食材などが書かれているものです。
一見旅行者はメニューの名前だけを見てもどんなピザか想像がつかない場合があります。
最後のスペシャルピザは、やはりソルビッロのオリジナルですが、家族ネームのピザとは少々違った趣です。
今回は著者が実際にソルビッロに足を運んで食べたピザの一例です。もしソルビッロに行くことがありましたら参考にしてください。
価格は2020年8月の時点です。1ユーロは125円で換算しています。
定番のマルゲリータ
まずは定番のマルゲリータです。
ナポリのピザ屋ではどこのお店でもメニューにあるマルゲリータ。
ソルビッロのメニューにもありました。 1枚4ユーロ
トマトソース、モッツアレラチーズ、バジリコの葉で構成されるシンプルなピザです。
メニューの材料名を見ると、イタリア産のトマトソースに水牛のフィオリデラッテが使われています。
食べたいメニューがない場合はとりあずマルゲリータでよいのではないでしょうか。
辛いピザ、ディアボラ
ソルビッロの定番メニューの部にはディアボラもあります。
ディアボラも多くのピザ屋で取り入れているメニューです。
ディアボラは辛いピザです。 5.5ユーロ 680円でした。
このディアボラにはナポリ近郊で作られたサラミが使われているそうです、また辛さのためにペペロンチーノも使われています。
そしてマルゲリータと同じ水牛のフィオリデラッテチーズです。
辛いのが好きな人はこのディアボラがお勧めです。
ルイージおじいさん
日本語に直すと「ルイージおじいさん」という名のノンノ・ルイージ NONNO LUIGIです。
家族ネームピザのメニューの一番最初にあるピザです。
8ユーロ 1000円でした。
豚肉のバラ肉が、たっぷりの水牛のフィオリデラッテチーズとリコッタチーズの中に入っているピザでした。
それと黒コショウ。この黒コショウはインド産とのことです。
カロリーナおばあさん
ルイージおじさんの次はカロリーナ・おばあさんという名前のノンナ・カロリーナ NONNA CAROLINAです。
7.5ユーロ 934円。
ピザには珍しく、バジリコのペーストであるジェノベーゼが入っています。それからトマトソースではなくプチトマトをカットしたものが乗っています。
特にジェノベーゼの緑色がピザに乗っている珍しいピザです。
有名なパルメザンチーズとプロボラチーズが使われています。
キノコのピザ、サルバトーレ
メニュー一例の5種類目は家族ネームピザ、サルバトーレです。
サルバトーレは名前ですが、これだけだと何のピザかわかりませんが、マッシュルームを使ったピザです。
5.5ユーロ 680円でした。
先のマルゲリータにマッシュルームをまぶしているというシンプルなピザです。
マルゲリータに一品、マッシュルームを加えたい場合はサルバトーレです。
まだまだたくさんのメニューがある
今回は一例として5つのメニューでしたが、ソルビッロにはまだまだ沢山の種類のピザがあります。
イタリアのレストランは殆どがそうですが、店内で食べた場合はメニューの料金とコペルトと呼ばれるテーブルチャージがかかります。
ソルビッロの場合は1人あたり1.5ユーロです。
テイクアウトする場合はこの料金はかかりません。
このメニューを参考にソルビッロのピザを堪能してください。
今回は以上です。
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