インターネットの普及で誰でも気軽に海外に出かけられる時代になりました。
旅行の移動、宿泊、食事をすべてインターネットを通じて日本からも手配、予約できてしまいます。
旅行中もインターネットを利用すると現地の情報、日本との通信など数えきれないほどの利点があります。
今回はいざイタリアに渡航した際にインターネットはどうしたらよいか5つの方法を紹介します。
旅先でのインターネット接続が重要
先にも述べましたがインターネットが旅行を大きく変えました。
インターネット以前はイタリアを旅行するのであれば、ツアーに参加したり、旅行代理店を通じてチケットを取得しなければなりませんでした。
ところがインターネットが普及した今、移動・宿・食事とすべてが個人で簡単に手配できます。
そしていざイタリアに渡航した先でも、日本との連絡、周辺の地図、バス路線のチェック、現地の近場のレストラン検索、電車の遅延状態、明日の天気、イタリア語の翻訳とインターネットの恩恵は計り知れません。
インターネットに接続、利用できることが旅行のクオリティを上げてくれます。
ではイタリア旅行中にどのようにインターネットに接続できるのでしょうか。
滞在先のWIFIを利用する
一番準備をいらずにインターネット接続する方法はこの滞在先でのWIFIを利用することです。
今は殆どのホテルがWIFIを完備しています。
滞在先でWIFIを接続することでインターネットを利用で来ます。
ホテルを予約する時にWIFIの設備の確認が必要です。
しかし滞在先でのWIFI利用はデメリットもあります。
・WIFIの接続状況がよくない
混雑時など多くの人が同時にWIFIを利用すると通信速度が遅くなることがあります。
またホテルなどは部屋によりWIFIの届きにくい部屋が存在します。WIFI設備があるから予約したのに、肝心の滞在先の部屋に電波が届いてないということがあるので注意してください。
ホテルによっては、公共スーペースのみでWIFI可能という場合もあります。この場合、部屋でなく公共のラウンジなどでしかWIFIが使えません。
・外出先では使えない
滞在先のWIFI利用の場合、当然なのですが外出先では利用ができません。
実際の体験談としてはイタリアのホテルのWIFIは通信速度が遅く、つながりにくいことが多々あるのが現状です。
日本への連絡のみの場合であまりインターネットを利用しないタイプの人にはよいかもしれません。
カフェや公共のWIFIを利用する
イタリアにもカフェやバールでインターネットが利用できるお店があります。
また空港や駅などでも公共のWIFI設備がある場合もあります。
こういったお店でWIFIを繋いでインターネット接続が可能です。
イタリア全土に展開しているマクドナルドでもWIFI設備があります。
こういった施設のWIFIはメールアドレスや電話番号が利用に必要なことが多々あります。
また空港などは制限時間や通信量が決まっているところも。
そして何と言ってもイタリアは「WIFIあります」の表示はあるものの実際に使えないところもあるので注意が必要です。
先のマクドナルドもWIFI電波は飛んでいるもの故障中という状況があり、店員さんに聞いても「現在は使えないのです」と対応で終了です。
日本であれば、店頭に「WIFI」と書いてあり利用できなければ問題になりますが、イタリアでは「故障中で担当の人がいない」などの対応で終わります。
イタリアの「WIFIあります」表示は一度接続を試させてもらってからカフェなどを注文するのがよい方法です。
体験では表示があってもインターネットが使えるところは五分五分といったところです。
インターネットショップを利用する
インターネットができる場所といえば日本ではマンガ喫茶などがありますが、イタリアにはマンガ喫茶はありません。
しかしインターネットのみできるショップがあります。
こういったインターネットショップではデスクトップのコンピューターが設置されていてインターネットに接続できます。
このようなお店では1時間1ユーロ~3ユーロでインターネット利用できます。
インターネットには確実につながりますので、メールをチェックや航空券のプリントアウトなどに利用できます。
日本のレンタルWIFIを利用する
短期の旅行者にはこれがお勧めの方法です。
日本の空港でポケットレンタルWIFIをレンタルしてイタリアでWIFIにつなぎます。
この方法は確実で外出先でも使えるので便利です。
日本の会社が扱っているWIFIなので信用があります。
またグーグルマップやバスの路線など外出先で利用したい場合にも大変便利です。
デメリットがあるとすれば
・レンタル料金がかかる
ポケットWIFIをレンタルするにはレンタル料金が発生します。
イモトのWIFIであればイタリアは1日980円~となっています。
・データー通信量が決まっている
レンタルWIFIの場合は大抵1日に使えるデーター量が決まっています。
先ほどのイモトのWIFIであれば3G接続500MBで980円となっています。
データー通信使いたい放題にすると1日あたり2380円となります。
・バッテリー切れに注意
ポケットWIFIのバッテリーの持ち時間は機種によりますが連続使用可能時間はおよそ4~5時間です。
ポケットWIFIのバッテリーが切れると、スマートフォンがあってもインターネットはできません。
予備のバッテリーを準備しておく必要があります。
イモトレンタルWIFIの詳細は→イモトのWiFi海外レンタル
現地のSIMを購入する
5つ目の方法は現地でSIMを購入する方法です。
日本人であってもイタリアで旅行者用のSIMを購入できます。
また近年は日本のアマゾンでもイタリアなどで利用できるSIMを購入できます。
現地でSIMを購入するなどしてSIMをスマートフォンにセットすればそのまま現地で利用できます。
上記の「Three 30日/データ12GB/通話3000分」SIMの場合は30日間有効で、データーは12GB、通話も可能ということです。
イタリアでSIMを購入する方法は4日以上~滞在の旅行者にお勧めです。
なぜ4日以上かというと、4日以上利用するならばレンタルWIFIよりも割安になるからです。
2019年のイタリア現地でSIMを購入した場合は、30日有効なもので20~ユーロ2500円~となっています。
1日あたりの料金 | データ通信量 | 4日間 | |
レンタルポケットWIFI | 980円 | 500MB/1日 | 3920円 |
現地SIM | 30日で3750円 | 1GB/1日 | 3750円 |
なので4日以上滞在するのであれば、現地でSIMを購入する方が割安になります。
現地SIM購入は中期旅行者にはお勧めの方法ですがデメリットもあります。
・SIMフリースマートフォンが必要
現地のSIMを利用するにはとにかくこのSIMフリースマートフォンが必要です。
日本の多くは電話会社との契約でSIMフリーでない場合が多いので注意してください。
現地SIMを利用するにはSIMフリー携帯が必要です。
・現地のキャリアショップに行きSIMを購入しなければならない
現地のSIMを利用するには現地のキャリアーショップに行く必要があります。
イタリアでは大手、ボーダフォン、TIM、Treeなどがありますがこういったお店に行き、旅行者用のSIMを購入する必要があります。
難しい契約はありませんが、パスポートなどを提示する必要があります。
料金は先払いで、数時間後には利用可能になります。
まとめ
以上、イタリアでのインターネットを利用する5つの方法を見てきました。
記事内でも触れていますが、短期旅行であれば日本からのポケットWIFIレンタルが簡単でお勧めです。
しかしイタリアに中期で旅行する、またヨーロッパの他の国も回りたいという人はSIMフリースマートフォンを持って現地SIMを購入するのがお勧めで大変に便利です。
ポケットWIFIレンタルの詳細は価格は→イモトのWiFi海外レンタルから確認できます。
今回は以上です
<関連リンク>
イタリア旅行中のインターネットはどうするか、お勧めの方法
【イタリア旅行情報、その10】イタリア中期旅行ならばSIM購入がお得
ヨーロッパ旅行に便利なSIMフリー携帯とは?