旅行しやすくなった国ブルガリア。
そして滞在中のインターネットはどうするのか？
という疑問があります。
今回はブルガリアの主な3キャリアーを尋ねて旅行者用のSIMプランにはどんなものがあるか聞いてみました。
記事内の価格はブルガリア1レフ64円で換算しています。
SIMフリースマートフォン
日本ではそれほど普及していませんが、ヨーロッパの多くの国では電話機とその中に入れるSIMを売る会社は別というところが多いです。
簡単に日本では携帯とSIMはセットで販売されて、月々いくらという形態ですが、
ヨーロッパでは携帯の本体を購入、別に通信の契約でSIMを購入するというパターンが殆どです。もちろん日本の様な形態もあります。
ブルガリアでは旅行者でも簡単にSIMが購入でき、そのSIMをSIMフリー携帯にセットすればブルガリアの携帯電話として利用できます。
そして、ブルガリアでは契約料や通信量は日本に比べると大分安くできます。
ブルガリアでは主に3社の通信キャリアーがあります。
・A1
・Telnor
・Vivacom
です。
今回はこの3社を訪れて旅行者用のSIMについてのプランを聞いてみました。
A1
ブルガリアで最も電波が強いとされているのがA1です。
A1では旅行者向けにどのようなプランがあるか尋ねたところ。
・データ通信量
15GB
・有効日数
30日
・料金
15レフ 960円
ということでした。
Telenor
Telenorはノルウェーに本社がある世界でも大きな通信会社の一つです。
ブルガリアにもTelenorがありブルガリアのモバイル分野では大きなシェアを誇っています。
ヨーロッパでもよく見かけるTelenorです。
簡単にできるプランが2つありました。
・データ通信量
15GB
・有効日数
15日
・料金
25レフ 1600円
もう一つのものが
・データ通信量
30GB
・有効日数
30日
・料金
30レフ 1920円
です、最初のプラント次のブランは5レフしか変わらないのですが、利用できるデータ量、期間とも倍になるので30GBの方がお得に感じます。
Vivacom
最後はVivacomの料金です。
Vivacomの旅行者用SIMは
・データ通信量
４GB
・有効日数
28日
・料金
8レフ 512円
と他の2社に比べてデーター量は少ないものの、約半額でした。
まだこれ以外のプランもあるようです。
実際にSIMを購入してみる
ブルガリアの3つのキャリアーを訪れて、最後のVivacomの4GBのプランSIMを実際に購入してみました。
購入する際にパスポートが必要でした、また途中でサインをする書類があります。
そしてトータルは8レフ 512円のみでした。
係の人の話では30分後に使えるようになるとのこと、実際30分待ってからSIMをスマートフォンにセットすると直ぐにシグナルをキャッチして「LTE」の表示。
インターネット利用も問題なしでした。
28日間で4GBだと少なく感じるかもしれませんが、携帯のネットを使うのは外出の時のみで、それ以外は滞在先のWIFIを使います。外出先ではYoutubeなどの動画は見ないようにしていれば28日間4GBは十分といえます。
また接続速度も「LTE」なのでストレスない速度でした。
特に驚いたのが価格です。28日利用で日本円で500円ほどです。この価格は日本でレンタルのポケットWIFIを1日利用するより安いことになります。
またブルガリアで購入したSIMは他のEU加盟国で使えます。他のEU加盟国の旅行を考えているのであれば、もはやブルガリアでSIMを購入してしまうのもありかもしれません。
近年は日本でもヨーロッパで使えるSIMを販売していますが、ブルガリアのSIMはこれよりも低価格ということになります。
SIMフリー携帯を持っていてブルガリア旅行をするならばこのSIM購入の一択かもしれません。
今回は以上です。
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