ブルガリアは5か国に設定してる東欧の国です。
ブルガリアからは隣国へバスや鉄道を利用して移動ができます。
今回はブルガリアの首都ソフィアからトルコのイスタンブールへのバスでの移動方法、そして実際の体験を記載しました。
ヨーロッパからアジアへ
ブルガリアはヨーロッパの東端にあり、トルコのイスタンブールはアジアとヨーロッパの境界にある都市と言われています。
ブルガリアの首都ソフィアからイスタンブールに向かうには航空機、列車、バスなどの複数の方法があります。
2020年10月の時点ではソフィア-イスタンブール間の鉄道は運休でした。
航空機でもイスタンブールに行けますが、バスは頻発しているというのでバスでイスタンブールに向かうことにしました。
ソフィアバスステーションへ
ソフィアからイスタンブールに向かうバスチケットはソフィアのバスステーションで購入できます。
バスステーションはソフィアの中心から近いところにあります。行き方は以前の記事を参考にしてください。
中心に近いので荷物が多い方はTAXIMEなどのアプリでタクシーを呼んでバスステーションに行ってもよいでしょう。
イスタンブール行きのバスはバスステーションから駐車場を挟んだところにあります。
下の写真の様なバスが止まっている広場です。広場はチケットを売る窓口に囲まれているような感じです。
ソフィアとイスタンブールを行き来するバスは多いらしく、何社も走っているようです。
イスタンブール行きのバスが発着する広場の周りには「ソフィア-イスタンブール」と書いてあるオフィスがいくつもありました。
今回はバス乗り場でひときわ大きな看板が出ている「METRO」社のバスでイスタンブールに向かうことにします。
理由は
・1日に出発している本数が多い
・日中の便がある
ということで選びました。
多くのソフィア-イスタンブール便は夕方から夜に出発し、夜通し走り朝にイスタンブールに到着するというパターンです。
このMETRO社のバスはソフィアを朝の9時に出発、イスタンブールに夕方6時着とうい便があったが決定打になりました。
ちなみにMETRO社も夜中の便があります。下の写真はMETRO社のソフィア-イスタンブール便の時刻表です。2020年10月の時点です。
イスタンブールに夕方6時に着けば、夜遅くにならず中心の宿に到着できると考えました。
乗車券購入
METRO社のソフィア-イスタンブール便は毎日運行されているようで、乗車日に乗車券を購入するのが可能です。
乗車券を購入できる場所は、バス広場内にある「METRO」社のオフィスです。
看板の近くで見ると分かりますが「SECTER11、12」がMETRO社のオフィスです。
また営業時間は下の写真のようです。
毎日08:00~23:00とうことです。
ソフィア-イスタンブールの乗車券は50レフ3200円でした、カード決算はできず、現金のみ受け付けでした。また購入時にはパスポートが必要になります。
乗車券はレシートの様な薄い紙で発行されました。
発行された乗車券には
・バスの番号
・乗車日
・出発時間
・出発地 ソフィア
・目的地 BAYARAMPASA(イスタンブールのバスステーションOTOGARがある地名)
・シート番号
などが記載されています。
上の写真では写っていませんが更に下部には乗車者氏名などが掲載されています。
当日バス乗車の手順
出発当日は30分前にバスステーションに着きました。
METRO社のオフィスの前にMETROのマークのバスが停車していたのでフロントの行き先とバスナンバーを確認。
チケットに書いてあるバス番号と一致しているのを確認します。
上記の写真の例だと乗車券のバス番号が「4677」、バスの行き先のプレートの上の番号が「4677」と一致しています。
またバスのシートの番号も乗車券に記載されています。上の例では9番になっています。
しかし席に着く前に大きな荷物はバスの側面のトランクに入れます。
荷物と引き換えに荷物と同じ番号の受け取り券をもらいます。
ここには大きい荷物をいれ、乗車中に利用するバッテリーやチャージャー、飲み物などは車中に持っていった方がよいでしょう。
車内には220Vの電源があります。
バスに乗車したら先ほどの乗車券の席を探して座ります。
バスの座席の横に小さく座席番号が書いてあります、分かりにくい場合があります。
乗車券の座席に座ったら後は出発を待つだけです。
METROのバスにはWIFIがありました。パスワード付きのWIFIでアシスタントの人に尋ねるとパスワードを打ち込んでくれました。
ブルガリア側はもちろん、トルコに入国しても接続がありました。
また座席の下には220Vの電源がありました。ブルガリア、トルコ共通の電源プラグタイプです。
席に座ったら後は出発を待つだけです。
トイレのないタイプのバスでした。
経由、国境、休憩
METRO社のバスは先ほどのバス番号の下に掲載さいれていた経由地によりながらイスタンブールに向かいます。
バスはソフィアを出発すると直ぐにアシスタントの人がパスポートを回収に来ます。
パスポートと乗車券をセットで渡します。20分ぐらいでパスポートは戻ってきました。
バスはすぐに高速通に乗るのでそれほど揺れませんでした。
先ほどのバス番号の下に掲載されていた経由地を経由していきます。
出発してからのおよその時間 | 都市名など | 停車時間、行動など |
1時間50分 | プロブディフ | 10分ほど、バスステーション停車、集客 |
3時間20分 | ハスコボ | 5分ほど、バスステーション、集客 |
4時間20分 | ブルガリア国境 | パスポートを持って下車、出国スタンプを押してもらう 全員が出国が済むまで待つ、トイレが近くにあり |
4時間40分 | トルコ国境 | 一旦降りて、全員体温測定(コロナ禍のため) |
4時間50分 | トルコ国境 | 預けた荷物もすべて持ち、トルコの入国審査 パスポートに入国スタンプ、荷物はX線を通す。 全員終了まで待つ。20分以上かかった。 |
5時間20分 | ドライブイン | トイレ休憩など、およそ10分間 |
7時間45分 | イスタンブール | イスタンブールのバスステーション、オトガル着 |
途中アシスタントの人がお水とお菓子を配ってくれます。
イスタンブールはオトガルという大きなバスステーションに到着します。
オトガルには地下鉄駅がありそこからイスタンブールの市内へ行くことができます。
オトガルには地下鉄駅があります。
またオトガルにはATMやSIMカードを購入できる電話ショップがあるのでここでイスタンブール市内に向かう準備ができます。
今回は以上です。
<関連リンク>
2020年11月ブルガリアからトルコへバス移動
【写真付き解説】イスタンブール地下鉄の乗り方
【写真付き解説】イスタンブールカード購入からチャージまで
【写真付き解説】イスタンブールのバス、トラムの乗り方
@bikeandmagicさんをフォロー