ブルガリア ソフィアの治安について

2007年にEUに加盟し、LCCの多くが発着するようになったブルガリア。

トルコから、ヨーロッパから簡単にアクセスができる国です。

今回はそのブルガリアの首都ソフィアの治安についてです。

アレキサンダー・ネフスキー大聖堂に到着
ブルガリア首都ソフィアの治安は?
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外務省の海外安全情報

日本の外務省のサイトでは海外の安全情報についてのページがあります。

このページから世界の各国の安全状態や危険勧告などを知ることができます。

この安全情報のページによるとブルガリア全土は特に問題がない状態になっています。

特に犯罪の発生状況は減少傾向にあるようです。

ただし、日本に比べて凶悪な犯罪も多いと報告されています。

ブルガリアの首都であるソフィア
【写真】ブルガリアの犯罪は減少傾向

海外安全情報と実際に滞在してみた感想を書いてみます。

多い犯罪

海外安全情報のブルガリアの犯罪ページでは旅行者が犯罪に遭うケースは

・スリ

・置き引き

が多いようです。

スリにスキを見せないようにする
【イラスト】ブルガリアでもスリが多い

スリはグループで行われ、一方が注意をひきつけている間にスるというケースが多いようです。

また置き引きはホテルやレストランなどで荷物を置いておき、気が付いたらなくなっているというパターンです。

スリや置き引きは防げる

スリや置き引きといった犯罪は本人の防犯意識や注意により防げることが多いです。

・単純に財布、貴重品はスられやすい場所に入れない

面倒ですが、内側のポケット、かばんの奥底に財布や貴重品を入れるだけでスリは防ぎやすくなります。

体に巻き付けるタイプの防犯グッズなどもスリ対策には有効です。

・置き引きは荷物から離れない、離さないで防げる

スリ同様に置き引きも少しの気遣いで防げます。

まず日本と同様に安全でないという意識を持ち、荷物は常に手元に置き、離れない。

日本ではトイレに行く際に貴重品などをテーブルに残していっても誰もとりませんが、ブルガリアをはじめ海外では厳禁です。

ホテルの朝食などでもビュッフェスタイルの場合、スマートフォンなどをテーブルに置いたまま料理を取りにってしまうのも危険です。

また電車などで荷物を置いて席を確保というのも置き引きの餌食になりますのでやめましょう。

レストランやカフェで座る際には背もたれにカバンをかけない、自分と体の間に挟んだり、膝の上にのせるなどします。

スキをついて行われる置き引き
【イラスト】置き引きはとにかく荷物から目を離さないことが大事

置き引き対策は単に荷物から離れない荷物の一部を体に保持しておくということで防げます。

強盗、睡眠薬強盗は少ない

スリや置き引きは多く報告されているようですが、力づくで奪う強盗などは多くないようです。

また親しくなり、飲食物に睡眠薬を入れ、すべてを奪うという睡眠薬強盗もあるそうですが、これもあまり多くないようです。

この強盗や睡眠薬強盗は

・人通りのあるところを歩く

・仲良くなったからと言って知らない人と飲みに行ったり、レストランに行ったりしない。

といったこど防げます。

タクシー関連

ソフィアではタクシーのトラブルが多いと報告されています。

以下は海外安全情報ブルガリアのページの引用ですが

〈タクシートラブル〉
ソフィア空港やソフィア市内中心部では,法外な料金を請求する,いわゆる「ぼったくりタクシー」の被害がみられます。タクシーはメーター制ですが,始めから少し高い料金が設定されていたり,料金メーターの不正改造により通常の倍以上の値段を請求されることがありますので注意が必要です。

いわゆる、現地に不慣れた旅行者に対するボッタくりや、法外な値段を請求するパターンだそうです。

以前は慎重にタクシーを選ぶことで回避するしか方法はなかったのですが、今はソフィアに関してはTAXIMEというアプリを利用することでタクシーのボッタくりは法外な言い値から簡単に回避できます。

TAXIMEアプリはソフィア市内移動では非常に役に立つのでインストールをお勧めします。

TAXIMEのロゴ入りタクシー
【写真】TAXIMEのロゴ入りタクシー

TAXIMEの詳しい利用方法は以前の記事を参考にしてください。

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便利なTAXIMEアプリ

実際に街歩きの感想

日中にソフィアの街を歩いたところ治安の悪そうなエリアはそれほどありませんでした、なぜなら細い通りでも人が歩いているので安心感があります。

ヴィトシャ通りは多くの人で賑わっているのでスリなどに注意する必要があります。

・物乞いがお金を下さいと迫ってくることがあった

・カフェをしていると、10歳くらいの子供がお金をくれとテールブルを周る

・ゴミ箱をあさっている人がいる

といった印象です。

日没後

ソフィアの街は日本と違い街灯の全くない通りがあります。日中は何でもない通りでも街灯が全くないことで暗闇の中の道になります。

ソフィア在住の人が言うには安全なエリアでは問題ないけど、危険なエリアもあるとのことなので日没後は暗い通りを歩かないようにした方がよいでしょう。

・旅行者は危険なエリアが分からないので兎に角、街灯のない暗い路地に足を踏み入れない

・ヴィトシャ通りは街灯もあるので全く問題なく歩ける。

日没後は暗い通りは歩かない方がよい
【写真】日没後は暗い通りは歩かない方がよい

夜から深夜

日没後と同様です、暗い道には足を踏み入れず、できるだけ街灯のある大通りを歩きます。

ヴィトシャ通りは明るく、歩けます。レストランのいくつかは24j間営業しています。

・移動はタクシーを利用した方が無難

といった感じです。

トータルでは

ソフィアではそれほど危険な雰囲気は感じませんでした。冬は日没が早いので直ぐに日が暮れます。

日中はどこでも歩けますが、日没後はヴィトシャ通り、明るい大通り以外は入り込まない方がよいでしょう。

今回は以上です。

<関連リンク>
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