世界でも有数の巨大都市であるイスタンブール。
イスタンブールには主要な空港が2つあります。
1つは2019年に開港した新イスタンブール空港。
そしてもう一つはサビハ・ギョクチェン空港です。
今回はサビハ・ギョクチェン空港に地下鉄は開通するのかついてです。
イスタンブールの空港
イスタンブールには主な空港が2つあります。
一つが新イスタンブール空港で、以前はアタチュルク空港が主要な空港でしたが2019年に全面的に新イスタンブール空港に移行しました。
新イスタンブール空港は大規模な空港で世界最大級と言われています。
新イスタンブール空港もイスタンブール市内と地下鉄でつながれる予定ですが、2020年の時点ではまだ開通していません。
→新イスタンブール空港と市内を結ぶ地下鉄11号線M11は工事中、2021年開通予定
イスタンブール市内から北西に40㎞ほど離れおり、現時点ではHavaistと呼ばれるシャトルバスが空港と市内を結んでいます。
→【写真付き解説】イスタンブール新空港から市内までのシャトルバスHavaist乗り方、時刻表
もう一つの空港がサビハ・ギョクチェン空港です。
サビハギョクチェン空港はイスタンブールのアジア側あり、やはりイスタンブールの中心から東に40㎞ほど離れています。
このサビハ・ギョクチェン空港にも地下鉄が接続する予定ですが、2020年の時点ではまだ工事中となっています。
そのため新イスタンブール同様、市内と空港を結ぶHAVABUSという名のシャトルバスが市内とを結んでいます。
→【写真付き解説】トルコ・サビハギョクチェン国際空港からイスタンブール市内への行き方、時刻表など
今回はこのサビハ・ギョクチェン空港と地下鉄は一体いつ接続されるのか?という話になります。
地下鉄4号線の延長計画
2020年11月の時点でイスタンブールには7本の地下鉄が走っています。
地下鉄の名前は単純明快で1号線~7号線というM1~M7という呼び名です。
各地下鉄については以前の記事に書いていますのでそちらを参考にしてください。
7本ある地下鉄の内、地下鉄4号線M4がアジア側を東西に走行しており2020年11月の時点でサビハ・ギョクチェン空港の近くまで運行されています。
地下鉄4号線の最終駅は「Tavşantepe」駅となっています。
下の路線図を見るとサビハ・ギョクチェン空港までまだ距離があるのが分かります。
そして2021年にはサビハ・ギョクチェン空港まで開通する計画だそうです。
新路線、地下鉄10号線も計画
既存の地下鉄である4号線の延長と同時に全く新し地下鉄路線である10号線が計画されています。
この地下鉄10号線M10はサビハ・ギョクチェン空港とマルマライ鉄道の駅であるPendik Çarşı駅を繋ぐ路線です。
この地下鉄10号線が開通するとサビハ・ギョクチェン空港からマルマライ鉄道駅に接続し、マルマライ鉄道を利用して一気にイスタンブールのヨーロッパ側の中心にアクセスできるようになります。
マルマライ鉄道はイスタンブールのボスポラス海峡を地下トンネルで通過できる唯一の鉄道路線です。
地下鉄10号線M10は2022年に開通を予定しているそうです。
この路線が開通するとサビハ・ギョクチェン空港からイスタンブール市内へのアクセスが非常に簡易になるので期待したいところです。
以上がサビハ・ギョクチェン空港への地下鉄路線の乗り入れ計画でした。
順調に計画が進めば2021年には地下鉄4号線が空港内に乗り入れすることになりますが、どうでしょうか。
今回は以上です。
<関連リンク>
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