人口1500万人を超える超巨大都市イスタンブール。
イスタンブールには東京同様に地下鉄路線が走っています。
また起伏のある地形をしているので高低差を移動するケーブルカーも3本あります。
今回はそのうちの1路線である、タクシム-カバタシュのフニキュレルについてです。
イスタンブール地下鉄路線
2020年11月の時点でイスタンブールには7本の地下鉄があります。
地下鉄の名前は複雑でなく、1号線がM1と呼ばれ、そのまま~号線という名前で呼ばれます。
7号線は2020年の10月に開通したばかりで、完全無人操縦による運行です。
またイスタンブールには2つの空港がありますが、その両方の空港への地下鉄路線の接続も計画されています。
→新イスタンブール空港と市内を結ぶ地下鉄11号線M11は工事中、2021年開通予定
→2021年サビハ・ギョクチェン空港に地下鉄4号線M4は開通するのか
ますます発展が見込まれているイスタンブールの地下鉄路線です。
またイスタンブールには地下鉄路線以外に、起伏の激しい高低差を移動する地中のケーブルカーも3路線あります。
イスタンブールのケーブルカー
地下鉄とケーブルカーの違いはその動力にあります。地下鉄は車両に動力が搭載されているのに対してケーブルカーは動力がなく、文字通りケーブルにより動力を得ています。
平坦な地下を走行する地下鉄に対して、ケーブルカーは傾斜のある地形に利用されることもあります。
イスタンブールではケーブルカーは3路線です。
ケーブルカー路線の名称はフニキュレルの頭文字「F」のF番号となっています、F1、F2、F3が路線名になります。
・F1 Taksim – Kabatas
・F2 Karaköy – Beyoğlu
・F3 Vadistanbul-Seyrantepe
となっています。
今回はフニキュレルの1号線についてです。
フニキュレル1号線F1
フニキュレルの1号線F1はイスタンブール新市街の中心タクシム広場からボスボラス海峡に面したカバタシュまでを結んでいます。
途中停車駅はなくタクシム駅とカバタシュ駅をダイレクトに結んでいます。
走行距離はわずか594mです。時間にしておよそ2分ほどです。
ケーブルカーなのでタクシム駅には巨大な動力機があり、それがワイヤーを巻き上げています。
フニキュレルF1の駅は2つのみ
先に書いた通り、ケーブルカーのフニキュレルF1路線の駅は始発・終点のタクシム駅・カバタシュ駅の二駅のみです。
・タクシム駅
地下鉄2号線M2と同じ入り口から入り、案内の「füniküler F1」に従って進みます。
・カバタシュ駅
カバタシュ駅は地下にあります。案内に従い地下に降りる必ようがあります。
フニキュレルはこの2つの駅の間を往復しています。
乗り方
他の地下鉄同様にイスタンブールカードを利用して改札を通過します。
料金は一回3.5リラ およそ46円です。
カバタシュ駅からはトラムの1号線T1やアジア側に向かう船に乗車できます。
覚えておくと何かと便利なフニキュレル路線、イスタンブールを訪れた際は利用してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
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