ソフィアーイスタンブール間をバスで3回移動した結果

陸続きになっているブルガリアとトルコ。

トルコの大都市イスタンブール、ブルガリアの首都ソフィアを結ぶバスに3回乗車しましたのでその経験まとめです。

いずれもMETRO社のバスを利用しています。

同じMETRO社のバスであっても少々異なる部分があるので参考にしてください。

ソフィアーイスタンブール間を結ぶMETRO社のバス
【写真】ソフィアーイスタンブール間を結ぶMETRO社のバス
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METROのチケット販売所

METRO社のチケット販売所はそれぞれの国のバスターミナルにあります。

・ソフィア

ソフィアのバスターミナルの11、12番オフィスにあります。

SECTOR11,12がMETRO社のオフィス
【写真】SECTOR11,12がMETRO社のオフィス

バスもこのオフィスの正面に発着します。

・イスタンブール

イスタンブールはオトガルバスステーションのオフィス122、123番でチケットを購入できます。

オフィス番号122、123番がソフィアに向かうバス発着
【写真】オフィス番号122、123番がソフィアに向かうバス発着

オトガルには他にもMETRO社のオフィスがありますが、ソフィア行きはこのオフィスのすぐ裏から発着しているので、ここで購入した方がキャンセルなどがあった時に変更ができます。

インターネットのMETRO社のサイトからも購入できるようです。

サイトではイスタンブールの出発場所は「istanbul bayrampaşa

ソフィアは「SOFYA bulgaristan」で

出発日を指定するとバスの便が表示されます。

METRO社のソフィア-イスタンブール間のバスは一日5本づつ運行されているようです。

イスタンブールからソフィアは一日何便も運行されている
【写真】イスタンブールからソフィアは一日何便も運行されている

それでは3回乗車してみた違いなどです。

電源があるバス、ないバスがある

ソフィア-イスタンブール間はおよそ9時間です。

その間スマフォを利用しているとバッテリーが気になるところです。

METRO社のバスには電源がついているバスと、ついているけれども電気が来ていないバスがあるようです。

最初の乗ったソフィアからイスタンブールのバスでは220Vの電源がありました。

座席の下の方には電源がある
【写真】座席の下の方には電源がある

常時電気が来ており、常に携帯を充電することができました。

2回目のイスタンブールからソフィアのバスでは各座席にモニターが設置されているタイプで、パネルにUSBのソケットがありましたが電気は来ておりませんでした。

各座席にはUSBのポートがありましたが、機能せず
【写真】各座席にはUSBのポートがあったが、機能せず

3回目はソフィアからイスタンブールですが、座席前面のパネルにUSBポートに電気が来ていました。しかしソケットが緩すぎて充電は難しいので自前のバッテリーを利用しました。

このようにバスにより電源が確保できない場合があるということです。

WIFIも当たりはずれがある

電源と同様にWIFIも使える場合と使えない場合がありました。

1度目のソフィアからイスタンブールに向かった時はパスワード付きのWIFIがずっと利用できました。ブルガリアからトルコへ国が変わってもインターネット接続がありました。

ブルガリアの田舎走行時は電波が途切れ途切れとなりました。

2度目はイスタンブールからトルコの国境まで、パスワードのないWIFIが利用できていましたが、国境を越えてブルガリアに入るとWIFI自体がなくなってしまいました。

3度目はWIFIが全くない状態でした。

こう見ると電源同様にWIFIも当たり外れがあるようです。WIFIがあるバスであればインターネットに接続できるので退屈しのぎになります。

水とお菓子はいつも通り

バスが出発すると水とお菓子が配られますが、これは毎回同じでした。

配られたお水とお菓子
【写真】配られたお水とお菓子

出入国に関して

ソフィア-イスタンブール間は国境を超えるので出国、入国審査があります。

どちらも場合も出国は簡単、入国時に荷物検査などがあるといった感じです。

ブルガリア側

・入国

バスから荷物を降ろす必要なし、係の人が入国時にお客のバッグをランダムに開きます。

また車内に入り荷物をチェックします。乗客はバスの外で待機。

・出国

特に荷物チェックもなし、パスポートにスタンプを押されるのみで終了。

トルコ側

・入国

1度目は体温検査があり、入国時にすべての荷物を持ち、パスポート審査を受け、荷物をX線のコンベアに乗せてスキャンします。

2度目は体温検査なし、荷物に関しては1回目と同様でした。

・出国

スタンプのみ

どちらの国も出国する時は簡単で、入国する時に少々の荷物チェックがあるくらいでした。

停車する場所

METRO社のバスの場合はトルコ側は特に休憩以外は停車しませんが、ブルガリア側ではハスコボとプロブディフの2ヵ所で乗客を乗車、降車を行います。

途中立ち寄るプロブディフのバスステーション
【写真】途中立ち寄るプロブディフのバスステーション

これはいずれの場合でも停車しました。

異なったのが、バスが休憩する場所です。

バスが休憩停車する場所はドライブインの様なところですが、日中便と深夜便では異なりました。

恐らく推測ですが、日中のみのドライブインと深夜対応のドライブインがあるためだと思われます。

走行時間

・1回目 ソフィアからイスタンブール 日中

7時間45分

・2回目 イスタンブールからソフィア 日中

8時間8分

・3回目 ソフィアからイスタンブール 深夜

7時間25分

となりました、深夜の便は交通量の関係なのか少々時間が短いようです。

ブルガリアとトルコは時差が1時間あります。つまりトルコからブルガリアに向かうと1時間マイナス、ブルガリアからトルコに向かうと1時間プラスとなります。

以上がソフィア-イスタンブール間3回移動の報告でした。

今回は以上です。

<関連リンク>
2020年11月ブルガリアからトルコへバス移動
イスタンブールからバスでソフィアへ行く方法METRO社利用
ブルガリア・ソフィアからトルコ・イスタンブールへバスで行く方法、体験談など

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