歴史が長く、見どころ満載のイスタンブール。
世界遺産に登録されている旧市街地の歴史的建造物群なども見逃せません。
しかし今回の記事は2019年に公開されたばかりのトルコ最大のチャムルジャ・モスクへの行き方です。
超巨大都市イスタンブール
イスタンブールは東洋と西洋が交差する都市、また長い歴史の中で数多くの帝国の主要都市として表舞台に登場してきました。
それらの時代の歴史的建造物が現代でも数多く残されています。
ブルーモスクはイスタンブールを代表するオスマン時代の傑作のひとつとされています。
このブルーモスクのドームは高さ43mです。
今回のチャムルジャ・モスクはこのブルーモスクより大きくトルコ最大のモスクです。
チャムルジャ・モスク
トルコ最大のチャルムジャ・モスクÇamlıca Mosqueは2019年に一般公開が始まったばかりの新しいモスクです。
このモスクの計画は西暦2000年に2人の女性建築家、バハール・ミズラックとハイリエ・ギュル・トツ主導により開始されました。
2013年3月29日から工事が開始され、6年の年月を経て2019年5月3日にエルドアン大統領により公式にオープンしました。
既述の通りチャムルジャ・モスクはトルコ最大のモスクです。そして歴史史上でも最大となっています。
収容人数6千300人、ドームの高さは72mです。先ほどのブルーモスクと比べても30mほど高いことが分かります。
このチャムルジャ・モスクは女性建築家主導で建てられており、各所に女性にも使いやすい工夫を取り入れてあります。
例えば女性用のお祈り前の沐浴所や独立したお祈りスペース、更には子供の遊び場アリアもあるそうです。
実際に訪れてみて驚いたのはエレベーターやエスカレーターそして自動販売機など歴史的なモスクでは見かけないような設備があったことです。
行き方
チャムルジャ・モスクに行くには複数の方法がありますが、地下鉄の最寄り駅がないためバスでアクセスすることになります。
今回は地下鉄5号線で最寄り駅下車、そこからバスに乗り換える方法です。
この行き方は地下鉄を利用するので渋滞に巻き込まれることがなくスムーズです。
・地下鉄5号線を目指す
チャムルジャ・モスクはイスタンブールのアジア側に位置しています。
ヨーロッパ側の旧市街、新市街に滞在している場合はまずアジア側に行くことになります。
ヨーロッパ側からアジア側に向かうにはいくつかの方法がありますが、ボスポラス海峡の海底を通過するマルマライ鉄道を利用するのが簡単で早くお勧めです。
→イスタンブール ヨーロッパ側・アジア側を行き来する3つの方法
マルマライ鉄道を利用した場合、イスタンブールカードの返金を受け取るのを忘れないでください。
→ボスポラス海峡を横断するMarmarayマルマライ鉄道乗り方、料金
マルマライ鉄道でも水上ボートでも地下鉄5号線に乗車するにはウシュクダルÜsküdarを目指します。
Üsküdarから地下鉄5号線に乗車できます。
・地下鉄5号線Kısıklı駅下車
地下鉄5号線に乗車し「Kısıklı」駅で下車します。Üsküdar駅から乗車した場合はおよそ10分で4駅で「Kısıklı」駅です。
下車します。
バスF14に乗車
「Kısıklı」駅で下車し、地上に出るとすぐバス停があります。
道路を横断した側のバス停に向かいます。下の写真では丁度バスが止まっているところです。
バスF14番が来るのを待ちます。
バスのF14番が来たら乗り込みます。
スムーズにバスが進むと7分ほどで到着します。スマートフォンなどのGPS機能を利用するとバス停を下車し間違えることがありません。
また観光客はここで降りる人が多いです。
バス停下車すぐに左手に大きなチャムルジャ・モスクが見えています。
モスクから戻る
同様にしてモスクから戻る場合は14Fのバスは下車ポイントではないので注意してください。
バス停に停車しているバスは15Cでこれに乗ると「Üsküdar」まで行きます。所要およそ20分。
14Fのバス乗り場は少し離れたところにありますので徒歩で移動する必要があります。
2020年12月の時点では下の場所になっていましたが、変更があるようですので地元の人に聞く必要があります。
帰りは14Fのバス停が見つけにくいので15Cのバスで「Üsküdar」まで行きそこからマルマライ鉄道でヨーロッパ側に戻れます。
いかがでしたでしょうか。公開されたばかりのトルコ最大のモスク。機会があれば是非訪れてみてください。
今回は以上です。
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