世界指折りの大都市イスタンブール。
人口1500万人を超える、トルコの最大都市です。
イスタンブールには様々な公共交通機関があり、イスタンブール市内の移動を担っています。
今回は特にイスタンブール市内のフニコラーレ3路線のまとめです。
地下鉄とフニコラーレの違い
イスタンブールには地下鉄、鉄道、フニコラーレがありますが、地下鉄とフニコラーレは何が違うのでしょうか。
地下鉄や鉄道は車両に動力源を搭載して自力で動きます、しかしフニコラーレは動力は搭載しておらず、ケーブルによって車両が動きます。
このためケーブルカー、鋼索鉄道とも呼ばれます。
強靭なワイヤーを車両に接続しそのワイヤーの巻き上げで車両を動かしています。このため、急斜面や山岳部で運行されることが多いようです。
イスタンブールにはこのフニキュレル、ケーブルカーが3路線あります、このサイトでも記事にしていますが、今回はまとめです。
路線の呼び名はそれぞれF1、F2、F3というようにそのままフニキュレル1号線、2号線、3号線という呼び方です。
乗車はいずれもイスタンブールカード
イスタンブールのフニキュレルはいずれもイスタンブールカード利用で簡単に乗車ができます。その都度、乗車券を購入しなくてよいので非常に便利です。
イスタンブールを訪れたらまずイスタンブールカードを購入しましょう。
イスタンブールカードは地下鉄駅の販売機など下の写真の自動発券機があればどこでも購入できます。
6リラ78円でカードが購入でき、トルコのリラをチャージする必要があります。
フニキュレル1号線F1
イスタンブール、フニキュレル1号線F1は新市街の中心タクシムからボスポラス海峡沿いのカバタシュを結んでいます。
タクシム広場からボスポラス海峡を越える場合や、ブルーモスクを訪れる場合トラム1号線T1に接続しているので利用できます。
→タクシムからブルーモスクへの行き方フニキュレルF1とトラムT1利用
フニキュレル2号線F2
フニキュレルの2号線F2はチュネルと呼ばれています。
チュネルは世界で二番目に古い地下鉄(ケーブルカー)とされ、2020年で145周年を迎えています。
チュネルは新市街の目ぬき通りであるイスティクラル通りからやはりボスポラス海峡を横断する船が出ているカラキョイを繋いでいます。
とのチュネルを利用してイスタンブールの観光名所のひとつであるガラタ塔にも行けます。
また年代物のフニキュレルなので一度乗ってみるのもよいかもしれません。
フニキュレル3号線F3
3本目のフニキュレルは地下を通過するタイプではなく、高架線の上をケーブルで移動するタイプのフニキュレルです。
このフニキュレル3号線は「Vadistanbul」駅と「Seyrantepe」駅をを結んでいます。
旅行者はあまり利用する機会のないフニキュレルですが、この路線は地下鉄2号線M2と巨大ショッピングモールである「Vadistanbul」を繋いでいます。
イスタンブールでショッピングを楽しみたいという人は地下鉄からこのフニキュレル3号線F3を利用してVadistanbulを訪れるのもよいかもしれません。
→イスタンブール・ケーブルカー3号線F3はVadistanbulショッピングモールへ
今回はイスタンブールにあるフニキュレルの3路線のまとめでした。
以上です。
<関連リンク>
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