イスタンブール周遊ではもはや必需品となっているイスタンブールカード。
便利過ぎて旅行者は持つべきカードですが、利用にあたり注意する点が少々あります。
今回はイスタンブールカードを利用するにあたり知っていた方がよいこと3点についてです。
イスタンブールカードとは
イスタンブールカードとは簡単に言うと「Suica」や「PASMO」といったICカードです。その名の通りイスタンブールの乗り物にできるICカードになります。
イスタンブールには地下鉄はもちろん、バス、トラム、そして海峡を横断する水上バス、ロープウェイなどがありますがすべてイスタンブールカードで乗車、乗船できます。
とても便利で使いやすいのでイスタンブールカードはお勧めです。
本体の価格は2020年12月で10リラ130円です。このカード内にトルコリラをチャージして利用します。
チャージの方法も本当に簡単です。地下鉄駅、バスの停留所などどもでも見かける販売機でカードの購入もチャージもできます。
→イスタンブールを観光するならイスタンブールカードを購入するしかない
→イスタンブールカード30秒以内簡単チャージと乗り換えの割引率
更にカードで乗り換えすると割引もあります。良いことずくめなのでイスタンブールを周遊する人は欠かせないアイテムです。
そんな便利なイスタンブールカード、今回は利用についての注意点です。
チャージはお釣りがありません
イスタンブールカードのチャージは非常に簡単です。慣れてくると30秒もかからずにあっという間にチャージできます。
しかしそこで注意しなければならないのが、チャージする場合、お釣りが出てこないといということです。
これはイスタンブールカードを自動販売機でチャージする場合です。販売機には英語でお釣りは出ませんと明記されています。
つまり投入した紙幣がすべてイスタンブールカード内にチャージされてしまうということです。
20リラ分チャージするために100リラを投入すると100リラすべてがチャージされてしまうというわけです。
つまりチャージしたい料金分の紙幣のみ投入してください。
お釣りは出ません、すべてチャージされてしまうので要注意です。
マルマライ鉄道の返金を忘れない
マルマライ鉄道は地下鉄やトラムと接続しているボスポラス海峡の海底を通過する横断鉄道です。
イスタンブールカードにはマルマライ鉄道を利用した場合返金システムがあります。
これを知らない旅行者は常に最長区間の料金を徴収されているということになり、非常にもったいないことになります。
・マルマライ鉄道は最初に最長区間料金が課金されます
・下車してから乗車区間分の料金が返金されます
マルマライ鉄道を下車し、改札を出た後に返金を受け取ることができます。改札口を出たところにある返金機にイスタンブールカードをかざす必要があります。
最長区間分が課金されているので、そこから乗車料金を引いた差額がカード内に戻されます。
この返金のことは誰も教えてくれないので、旅行者は特に注意してください。
メトロバスの返金を忘れない
先のマルマライ鉄道同様にイスタンブール独自の公共交通機関であるメトロバスにも返金システムがあります。
メトロバスもマルマライ鉄道同様に返金のシステムがあります。
メトロバスもイスタンブールカードで乗車できますが、改札を抜ける際に乗車区間以上の料金が課金されます。
しかしその料金も下車時、改札を抜けたところにある返金機で差額分の返金が受けられます。
マルマライ鉄道の場合と同様、この払い戻しを知らないと返金を受け取ることができないので注意してください。
以上がイスタンブールカードを利用する際に注意する3つの点でした。
イスタンブールカードは旅行に非常に便利なので是非とも利用してください。
今回は以上です。
<関連リンク>
イスタンブール・水上バスの乗り方
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イスタンブール 地下鉄全7路線図、始発終電
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