アジアとヨーロッパの交差する街イスタンブール。
紀元前からの歴史があり、現在ではトルコ最大の都市また世界からの観光客が大勢訪れる観光都市でもあります。
今回はイスタンブールの有名スポット、ガラタ橋への行き方です。

分かりにくいイスタンブールの地形
イスタンブールはアジアとヨーロッパの間にあるとよく言われます。
一体どうして、アジアとヨーロッパの間なのか世界地図を眺めているだけでは分かりません。
地図を拡大しイスタンブールをみるとイスタンブールの間には大きな海峡があることが分かります。
この海峡を挟み右がアジア大陸、左がヨーロッパ大陸とされており、イスタンブールはこの海峡の両側の部分を含んだ都市なのでアジアとヨーロッパを繋ぐ都市などと表現されるわけです。
この海峡を挟んでいるという都市も珍しいのですが、イスタンブールには更に湾があります、これが更に地形を複雑にしています。
上の地図を見ると分かりますが、ヨーロッパ側の南部に湾が食い込んでいます。この湾は金角湾と呼ばれています。
この金角湾を挟み湾の北部が新市街、湾の南が旧市街となっています。

初めてイスタンブールを訪れるとこの地形の複雑さに自分がどこにいるのか分かりずらいこともありますが、上記の地図を大まかに頭の中に入れておくと土地勘がつきます。
今日のテーマのガラタ橋はヨーロッパ側の旧市街、新市街を分ける金角湾にかけらた橋です。
ガラタ橋
アジアとヨーロッパを隔てているボスポラス海峡に比べると金角湾の幅は狭く、橋を渡り行き来ができます。ガラタ橋の長さは490mです。

ガラタ橋の場所は下の地図です。
ガラタ橋は旧市街、新市街を繋いでいるので旅行者は利用する機会が多くなります。
またトラム1号線がガラタ橋の中央を通過します。
トラム1号線はガラタ橋を挟んで両側に停留所があります。旧市街側の停留所が「Eminönü」、新市街側の停留所が「Karaköy」です。

どちらの駅で降りてもガラタ橋はすぐ側です。
またガラタ橋の両側はいずれも水上バスの駅があり、そこからアジア側のカドゥキョイやウシュクダルに水上バスで行けます。

逆の路線もありますのでアジア側からガラタ橋を目指す場合は「Eminönü」、新市街側の停留所が「Karaköy」を目的地にすると直ぐにガラタ橋です。
散歩が楽しい
ガラタ橋の付近には様々なものがあります。旅行者向けにはエジプシャンバザールやガラタ塔があり、またイスタンブール市民が利用する魚の市場などもあります。
ガラタ橋からもイスタンブールの街が見えます。

ガラタ橋には釣りをしている人がいつも大勢います。

またガラタ橋の付近にはイスタンブール名物のサバサンド屋の屋台もあります。

ガラタ橋の付近は色々とあり散策が楽しいところです。
イスタンブールを訪れたら是非足を運んでみてください。
今回は以上です。
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