イスタンブール一人旅行必ず気を付けること3つ

近年はインターネットの普及により以前より格段に個人でも旅行しやすい時代になりました。

インターネットが普及する以前は海外旅行であれば航空券や宿泊施設などは旅行会社に依頼していましたが、現在はすべて個人でできます。

トルコのイスタンブールは日本からの直行便があり、また新しいイスタンブール空港はヨーロッパからも多くの便が離着陸しており、訪れやすい都市のひとつと言っても過言ではありません。

今回はイスタンブールを旅行するにあたり気を付けるべき3つのことです。

イスタンブールの新市街から旧市街に行くには
【写真】イスタンブールの旅行で気を付けることとは
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魅惑の街イスタンブール

トルコ最大の都市であるイスタンブールは古くからアジアとヨーロッパの中継点として栄えてきました。

ローマ帝国に始まり、オスマン時代までの長い歴史の舞台の中で重要都市とされ、多くの歴史的建造物が残り、それらはイスタンブール歴史的建造物群としてユネスコの世界遺産にも登録されています。

ビザンツ時代の最高技術を用いて建設されたアヤソフィア
【写真】ビザンツ時代の最高技術を用いて建設されたアヤソフィア

またトルコ料理は世界3大料理の一つともいわれ、その料理のバリエーション、奥深さが大きな魅力です。

東洋と西洋の交わる街イスタンブールには古今東西和洋のレストランと食があります。

調理方法も多いトルコ料理
【写真】調理方法も多いトルコ料理

そして見るべき観光地の多さ、そして料理、加えてイスタンブールには世界各地からのアクセスの良さがあります。

トータルで旅行者にとってイスタンブールはとても魅力的な都市に見えます。

今回はそのイスタンブールでどうしても気を付けてもらいたいこと3つです。

その1 日本語を話す人に要注意

イスタンブールで気をつけてほしいことのまず第一はこれです。

イスタンブールの観光地特にスルタンアフメットと呼ばれる旧市街のエリアには日本語を巧みに操る人が多数います。

これのどこが気を付けること?なのと思われるかもしれません。

彼らはただ日本語を話すだけではありません、最終目的に絨毯の販売や、ツアーの販売があります。

言わば営業マンです。

またこの営業マンの何処が問題なの?と思われるでしょう。

正当なものを正当な価格で販売してくれるのであれば問題はありません、しかし彼ら観光地で親しげに勧誘してくるタイプの人は要注意です。

なぜなら値段が適正でない可能性が大いにあるからです。

簡単に言うと「ボッタくり」です。

イスタンブール訪れたら、行きたいブルーモスク
【写真】イスタンブール訪れたら、行きたいブルーモスク、しかし要注意

お茶代の100円、200円のボッタくりであれば気をつけようぐらいですが、トルコの絨毯をかなり高額4000ドルなどで購入させられそうになるとそうもいっていられません。

これは著者の思い込みじゃないのか?とこれを読んでいる人は思うかもしれません。

しかしこれは著者の思い込みではありません。

・以前から旅行者の間でイスタンブールの日本語を話す勧誘者には要注意と10年以上前から言われている

・在イスタンブール領事館での注意勧告も出ている

・在住者の間では超有名な話

というわけです。

そして実際に、この勧誘に引っ掛かる人が後を絶ちません。もう定番中の定番なのですが、知らない人は全く知りません。

知らないということは引っ掛かる可能性があります、知っていれば「ああっ、例のあれか」と簡単に防げるのですが知らないとうまく彼らのペースに乗せられてしまいます。

在イスタンブール領事館が注意勧告(サイト)するほどなので、かなりの被害が出ていると思われます。しかも長期間にわたりです。

トルコ人から日本語で話しかけられ仲良くなり,食事をおごられたり,無料で観光ガイドをしてもらった後,じゅうたん屋に誘われた。高額なじゅうたんの購入を迫られ,断ることができず買わされてしまった

どういったパターンで、勧誘されてしまうのかを簡単に例を挙げてみます。

・例1 Aさんの場合

日本からイスタンブールに一人旅行に来ました。

海外にあまり慣れていないのでかなり不安です。

観光名所であるブルーモスクに観光に行くと流暢な日本語で「日本からですか?」と話しかけられます。

一人旅で心細かったので日本語を聞いて、「トルコでも日本語を話せる人がいるのだ」と感心し、会話を交わします。

聞くと、トルコの彼は日本が大好きで日本語を頑張って勉強したとのこと、そして実際に日本語を話したいから話しかけたといういいます。

Aさんは、少し感動し、また日本語が話せるのでうれしくなり、お茶を飲みに行くことにします。

トルコの彼は「チャイはトルコの習慣で、是非ごちそうさせてください」と言います。

近くに知り合いのお店があるので、そこに行きましょうと案内してくれます。

案内先は絨毯屋。チャイをごちそうになって、日本語で話をしていると、ここにある絨毯は素晴らしく高価なものだけど君だけ特別に割引で売りましょうなどと言ってきます。

Aさんはチャイをごちそうになったり、親しくなったのでついつい絨毯を購入してしまいます。

しかしその絨毯は実は実際の価格の10倍ほど高い値段でした。

・例2 B君の場合

B君はひとり旅に慣れたバックパッカーです、ひとり旅でバルカン半島の北マケドニアやブルガリアをひとりで回り、イスタンブールに到着しました。

イスタンブールで有名なブルーモスク近くを歩いていると流暢な日本語で話しかけられます。

B君は旅慣れて、現地の人と交流をしたい派です。

北マケドニアやブルガリアでは日本語で話しかけられことはまずありません。ところがイスタンブールでいきなり日本語で話しかけられて驚きます。

驚きますが「どうして日本語が話せるのか?」と尋ねると

「日本に行ったことがある」

というではないですが、B君も旅好きなのでスッカリ意気投合、今度トルコの彼が知っているお店で食事をしようと誘われます。

現地の人との交流を大事にしているB君は二つ返事で了解します。

トルコの彼に連れて行ってもらったレストランは雰囲気も良く、なかなか良いところでした。いざお会計になるとなんと一人10万円です。

トルコの彼はここでは普通といい、自分の料金を支払います。これを見てB君もここではこんなもんなのかと渋々支払いに応じます。

しかし現金がないというとATMまで案内するのでそこで支払えばよいと言われます。

結局店の人がついてきてATMでお金を引き出し支払いました。

このパターンはただのボッタくりです。

この他にも多くのバリエーションが存在しています。

例が長くなってしまいましたが、観光地で日本語で話しかけてくる人には要注意してください。中にはよい人もいるかもしれませんが、殆どが何かの勧誘です。

そしてそれらは正規以上の価格であることがほとんどです。

親しくなり、頼むと日本人は強く断れないという性格を利用しているといっても過言ではありません。

この手の詐欺の話をもう何度聞いたかわからないくらいよく聞くので注意してください。

ちなみに、著者は何度もブルーモスクに行きますが、平均3人には日本語で話しかけられます。それほど多いということです。

また興味半分について行かない方がよいでしょう。あの手この手で話しかけてきますが、相手にしないのが一番です。

その2 尋ねてくる旅行者

これもイスタンブールでは非常に多いパターンですので気を付けてください。

気を付けることその1では日本語を話すトルコ人に注意と書きました。

その2は旅行者を装って話しかけてくる人に要注意です。

これは旧市街よりも新市街で多いです。

やはり在イスタンブール領事館に注意勧告が出ています。こちらから見られます。

昨今,スルタンアフメット広場やイスティクラル通り周辺において,言葉巧みに声を掛けられ,ぼったくりバーや高額な商品購入の被害に遭う事例が増えております。

旧市街の勧誘は日本語で話しかけてきますが、こちらは英語などで道を尋ねるスタイルです。

相手も旅行者というのでついつい気を許してしまいがちですが、これも先の勧誘と全く同じです。

英語などで道を尋ねてきて、意気投合して「飲みに行こう」というような展開です。

飲みに行く先がボッタクリバーなどです、飲み物に睡眠薬を入れられて寝てしまい、気が付いたら身ぐるみはがされているというパターンもあります。

イスティクラル通り沿いの停留所は分かりにくい
【写真】新市街のメインストリート、イスティクラル通り

・例1 A氏の場合

新市街のメインストリートであるイスティクラル通りを歩いているとスマフォを見ながら歩いてきて男性が

英語で「すみません、この場所を知っていますか?」

と尋ねてきます。

A氏も旅行者なので分かるわけがありません。

「私も旅行者なのでわかりません」と答えると

「君も旅行者?私もブルガリアから来たばかりなのだよ」

と言います。それから

「お互い旅行者だし、どこか飲みにいかないか?」

と誘います。

そして一緒に行った飲み屋で会計をすると一人10万円でした。

これも巧みに旅行者をボッタクリバーに誘う手段です。

現金の持ち合わせがないと、先と同様にATMで現金を引き出すように指示されます。

自分で現金を引き出した場合はのちに被害届が通りにくいので注意してください。

これも見知らぬ人とは飲みに行かないのが防犯になります。

その3 イスタンブールカードの返金

3つ目は犯罪ではありませんが、旅行者が気を付けるべきことです。

イスタンブール周遊にはイスタンブールカードがとても便利です。

ゲートはイスタンブールカードで支払い通過
【写真】ゲートはイスタンブールカードで支払い通過

地下鉄やトラムはもちろん、水上バスや海峡横断鉄道、そしてトイレでも利用可能な場合があります。

このイスタンブールカードを利用する際に、マルマライ鉄道とメトロバスの2つの乗り物では最初に最長区間料金が徴収され、乗り物を降りた後に過剰料金をカードに戻します。

これは誰も教えてくれず、自分で返金機にイスタンブールカードをかざさなければなりません。

多くの旅行者はこれを知らないので最長区間料金を支払ったままになりがちです。

料金の返金機
【写真】料金の返金機

この返金システムを覚えて、返金を受け取るようにしてください。

方法は非常に簡単で、マルマライ鉄道やメトロバスの改札を出てすぐにある上記写真の返金機にイスタンブールカードを改札を入る時の様にかざします。

 すると料金が計算されて、過剰支払い分はカード内に返金されます。

返金がカード内に戻ってくるので重要
【写真】返金がカード内に戻ってくるので重要

 これを知らないと常に最長料金を支払い続けていることになります。気を付けてください。

イスタンブールカード利用で注意すべき3つのこと

まとめ

今回はイスタンブールを旅行する際に気を付けること3つでした。

その1とその2の被害に遭う人が後を絶ちません。

とにかく観光地で話しかけてくる人は怪しいと思ってください。

日本語でも英語でも話しかけられたら要注意です。

こういったことに巻き込まれるとせっかくの旅行の思い出が台無しになってしまいます。

その3の返金は金額的にはそれほど大きくないのですが気を付けてください。

今回は以上です。

<関連リンク>
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